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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問22

問題

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子宮について正しいのはどれか。
   1 .
子宮底部は腟につながる。
   2 .
子宮広間膜に包まれる。
   3 .
子宮動脈は外腸骨動脈の枝である。
   4 .
子宮円索によって骨盤壁に固定される。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問22 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1 . 子宮底部は腟につながる。
膣に繋がる部分は子宮頸部の下端に存在し、膣の中に突出している子宮膣部です。

2 . 子宮広間膜に包まれる。
子宮および卵管を上方から覆っている(包んでいる)腹膜が、子宮の両側面に垂れ下がって、前後の腹膜と合わさって出来たものが「子宮広間膜」であり、正答となります。
この中に固有卵巣索と子宮円索が含まれています。
固有卵巣索は子宮と卵巣をつなぎとめています。
子宮円索は子宮を前傾に固定しています。

3 . 子宮動脈は外腸骨動脈の枝である。
子宮動脈は内腸骨動脈の枝となります。

4 . 子宮円索によって骨盤壁に固定される。
子宮円索は子宮の上隅から起こり、骨盤壁を前方に走って鼠径管を通り腹腔の外に出て大陰唇の皮下に至ります。
子宮を前方に引っ張り、前傾の位置に固定するために存在します。

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0

図を見ながら確認しましょう。

選択肢1. 子宮底部は腟につながる。

膣につながるのは底部ではなく頸部です。

選択肢2. 子宮広間膜に包まれる。

正解です。

選択肢3. 子宮動脈は外腸骨動脈の枝である。

子宮動脈は「内」腸骨動脈の枝です。

選択肢4. 子宮円索によって骨盤壁に固定される。

「子宮円索」は妊娠時に子宮体部の後屈を防ぎます。

0
子宮および卵管を上方より覆った腹膜は、子宮の両側に垂れ下がり、前後の腹膜が合わさって子宮広間膜を作ります。


1 子宮体部の上部左右は卵管に開き、下部の1/3は細く円筒状で子宮頚部といい、膣につながります。
子宮底部は子宮上縁部のことをいい、子宮先端部が子宮頚部となり膣に繋がります。

3 子宮動脈は内腸骨動脈の枝になります。
内腸骨動脈は「臍動脈」「上膀胱動脈」「下膀胱動脈」に分岐し、そのうち「下膀胱動脈」が女性では子宮動脈へと繋がります。
外腸骨動脈は大腿動脈に移行し下肢に至ります。

4 子宮円索は鼠径管を通り、腹腔の外に出た後に大陰唇の皮下に至ることで、子宮を前屈させる働きを持ちます。

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