あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午前 問34

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問34 (訂正依頼・報告はこちら)

視床下部によって調節されるのはどれか。

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この過去問の解説 (3件)

01

視床下部は発生学的に古い器官で本能行動を司ります。

選択肢1. 感覚機能

感覚機能は感覚器官からの信号を認識し大脳へ伝える視床で調節されます。

選択肢2. 飲水行動

正解です。

選択肢3. 嘔吐反射

嘔吐反射は呼吸や嘔吐、嚥下、消化、心拍数などを司る延髄で調節されます。

選択肢4. 姿勢保持

姿勢保持は身体のバランス、運動・姿勢の制御を司る小脳で調節されます。

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02

1 . 感覚機能
感覚機能や、意識、運動などの機能は視床が調節しています。

2 . 飲水行動
飲水行動や、性行動の本能行動の中枢に加え、体温調節中枢・下垂体ホルモン中枢を調節しているのは視床下部であり、正答となっています。

3 . 嘔吐反射
嘔吐反射や、循環、呼吸、嚥下、唾液などの中枢は延髄にあります。

4 . 姿勢保持
姿勢保持や、筋緊張の調節、身体の平衡、運動の記憶と学習に関与している小脳が調節しています。
また姿勢反射と目の運動反射に関する中枢と、瞳孔の対光反射を調節する中脳も姿勢保持に関与しています。

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03

視床下部は自律機能、内分泌機能の調節を行う統合中枢です。
体温調節中枢、下垂体ホルモンの調節中枢、本能行動(摂食行動や飲水行動、性行動など)の中枢、情動行動(怒りや不安、攻撃行動、睡眠など)の中枢があります。

1 感覚機能は大脳新皮質の感覚野により調整されます。
  感覚野は「体性感覚野」「味覚野」「聴覚野」「視覚野」の機能局在があります。

3 嘔吐反射中枢は延髄にあります。
  延髄には循環中枢、呼吸中枢、嘔吐中枢、嚥下中枢、唾液分泌中枢が存在します。

4 姿勢保持は中脳にある視線反射中枢と、小脳にある筋緊張の調節、身体の平衡や姿勢保持の調整機能により行われます。

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