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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第25回(2017年) 午前 問55

問題

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頸椎症性神経根症について正しいのはどれか。
   1 .
痙性麻痺を認める。
   2 .
膀胱直腸障害を認める。
   3 .
上肢腱反射の減弱を認める。
   4 .
病的反射を認める。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午前 問55 )
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この過去問の解説 (3件)

2
神経根症は下位運動ニューロン障害にあたり症候は以下のようになります。
・筋力低下    存在する
・筋萎縮     存在する
・筋線維束攣縮  存在する
・筋トーヌス   低下・減少
・腱反射     低下ないし消失
・病的反射    なし

1. 痙性麻痺を認める。
  上位運動ニューロン(錐体路)障害の症候は以下のようになります。
・筋力低下    存在する
・筋萎縮     なし
・筋線維束攣縮  なし
・筋トーヌス   亢進・上昇
・腱反射     亢進・上昇
・病的反射    存在する

2.膀胱直腸障害を認める。
膀胱直腸障害は、脊髄損傷でみられます。
原則として頸髄損傷では四肢麻痺となり、胸髄以下では対麻痺となります。
共通の障害としては「呼吸障害」「循環障害」「排尿障害」「消化器障害」などがあります。

4.病的反射を認める。
上位運動ニューロン障害時にみられる症候です。

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0

頚椎症性神経根症は、

頚椎の変性によって椎間孔が狭くなり、

神経根を圧迫するため、

上肢に痺れや痛みが生じます。

選択肢1. 痙性麻痺を認める。

痙性麻痺は、

脳や脊髄の障害により、

筋肉の緊張が高まっている麻痺です。

選択肢2. 膀胱直腸障害を認める。

膀胱直腸障害は、

おもに脊髄神経の損傷により、

自分の意思で排泄を

コントロールできなくなっている状態です。

選択肢3. 上肢腱反射の減弱を認める。

頚椎症性神経根症では、

頸部痛や上肢への放散痛やしびれ、

感覚低下や腱反射の減弱などを認めますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 病的反射を認める。

病的反射は、

上位運動ニューロンの障害により、

原始反射が表出してきたものです。

まとめ

頚椎症性神経根症は、

おもに片側に症状がみられます。

0

頚椎症は変形性頚椎症と頸椎捻挫に分類されます。

変形性は神経痕症と脊髄症性に分類されます。神経痕性は片側肩甲帯、上肢の痺れ、疼痛を訴えます。

頚椎の伸展、患側後側方への伸展により上肢への放散痛を生じる。筋力低下をきたす場合もある。腱反射低下、消失します。

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