あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問70

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問70 (訂正依頼・報告はこちら)

揉み返しを最も起こしやすいのはどれか。
  • 皮膚・皮下組織の移動範囲内の施術
  • 同一部位の反復施術
  • 不規則なリズムでの施術
  • 筋線維と平行な施術

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この過去問の解説 (3件)

01

もみ返しは、マッサージや指圧、あん摩において、ドーゼ(刺激量)の過多により、生じる筋やファシア、軟部組織の炎症です。

皮膚・皮下組織の移動範囲内とは、軽擦など非常にドーゼの少ない手技によるものと考えられるので、揉み返しは起こりにくいでしょう。

不規則なリズムでの施術も、特別揉み返しそうな施術とは思えません。

筋線維と平行な施術も、非常に丁寧な手技といえるため、揉み返しに気を付けた施術となります。

よって、同一部位の反復施術を選びますが、これは、一目瞭然で、揉み返しそうな施術です。

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02

揉み返しは強刺激などによって、患者の状態を慮ることができず耐久力を超えた刺激を続けることで起こってしまいます。

1 . 皮膚・皮下組織の移動範囲内の施術は、揉み返しは筋肉の炎症によって症状が現れます。皮膚や皮下組織範囲では起こりにくいです。

2 . 同一部位の反復施術は、過剰刺激となる可能性が高く正答となります。

3 . 不規則なリズムでの施術は、患者に不快感は与えますが、刺激量としては過剰刺激と言えません。

4 . 筋線維と平行な施術は、筋繊維を痛めないよう配慮した手技となります

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03

正解は2です。

揉み返しとは、過剰刺激により施術後に痛みやだるさが生じることを言います。
年齢、性別、体質に応じて、手技の種類、施術時間、力の強弱などを調節しながら施術を行わなければいけません。
同一部位の反復施術は、施術の刺激量、施術時間に注意しながら行わなければ揉み返しが起こる原因になるので注意が必要です。

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