あん摩マッサージ指圧師の過去問
第25回(2017年)
午後 問69
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第25回(2017年) 午後 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
患者の感受性と施術の刺激量の原則で誤っているのはどれか。
- 初めて治療を受ける人には力を弱めにする。
- 腰部は腹部より力を強めにする。
- 虚弱体質の人には施術時間を短くする。
- 高齢者は青壮年者より施術時間を長くする。
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は、常識的に考えれば良い問題です。
「初めて治療を受ける人には力を弱めにする。」は、その通りで、
「腰部は腹部より力を強めにする。」も人体の構造上、納得いきます。
腰部は圧をかけても、平気ですが、腹部は、受け皿となる骨がないので、腰部と同様に圧をかけることはできません。
「虚弱体質の人には施術時間を短くする。」は勿論のこと、
「高齢者は青壮年者より施術時間を長くする。」は、「虚弱体質の人には施術時間を短くする。」と同じ意味合いの問題で、
当然誤りとなります。
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02
初めての人は緊張していることもあり、弱刺激を心がけます。
2 . 腰部は腹部より力を強めにする。
腹部へのアプローチとして強い刺激は適していません。
逆に腰部は強刺激が適している場合が多くなります。
3 . 虚弱体質の人には施術時間を短くする。
虚弱体質の人は刺激に対して反応が大きいため、施術時間は短めにしましょう。
4 . 高齢者は青壮年者より施術時間を長くする。
高齢者は青壮年者よりも刺激に対して反応が大きいため、施術時間は短くするべきであり、正答となります。
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03
高齢者は青壮年者より施術時間を短くし、施術の刺激量も弱く行います。
よって誤りです。
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