あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問5

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

産業衛生管理のうち作業管理はどれか。
  • 作業場の換気
  • 健康診断の実施
  • 労働時間の短縮
  • 作業の遠隔化

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この過去問の解説 (3件)

01

労働衛生の三管理とは「作業環境管理」「作業管理」「健康管理」を指します。
内容としては以下のようになります。
作業環境管理:作業環境中の有害因子の把握と除去。(騒音、放射性物資、化学物質、粉塵などの管理、把握と除去)
作業管理:周辺環境を汚染させないような作業方法、有害因子や作業負荷を軽減させる作業方法、の実施と管理。(粉塵マスクの装着、耳栓の装着、送風機付き作業の着用など)
健康管理:労働者の健康の状態をチェックし、異常を発見したり、その進行や増悪を防止から、健康状態への回復を管理する(健康診断など)

労働時間の短縮は「作業負荷の軽減」にあたり作業管理となります。


1.作業場の換気
  作業場の換気は「作業環境管理」にあたります。

2.健康診断の実施
  健康診断の実施 は「健康管理」にあたります。

4.作業の遠隔化
  作業の遠隔化は有害因子との接触防止であり、「作業環境管理」になります。

参考になった数2

02

産業衛生管理における作業管理では、

作業に伴う有害な要因を適切に管理し、

労働者への影響が少なくなるよう働きかけます。

選択肢1. 作業場の換気

作業場の換気は、

作業環境中の有害因子を取り除くこととなりますので、

作業環境管理であると考えられます。

選択肢2. 健康診断の実施

健康診断の実施は、

労働者の健康状態を把握し、

健康障害を予防することになりますので、

健康管理であると考えられます。

選択肢3. 労働時間の短縮

労働時間の短縮は、

労働者の作業時間を管理し、

適正化させることになりますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 作業の遠隔化

作業の遠隔化は、

作業環境中の有害因子との接触を

コントロールすることができますので、

作業環境管理と考えられます。

まとめ

産業衛生管理は、

作業管理のほか、作業環境管理、健康管理の

3つの側面から実施されます。

参考になった数1

03

【労働衛生の3管理】

a.作業環境管理・・・粉塵などの有害因子を把握し、作業環境を良好に管理します。

b.作業管理・・・仕事量が適正かどうかなど、作業の適正化を図ります。

c.健康管理・・・健康診断により、保健指導を実地し、健康障害を防ぎます。

選択肢1. 作業場の換気

間違いです。

作業場の換気は、a.の作業環境管理にあたります。

選択肢2. 健康診断の実施

間違いです。

健康診断の実地は、c.の健康管理にあたります。

選択肢3. 労働時間の短縮

正解です。

労働時間の短縮は、b.の作業管理にあたります。

選択肢4. 作業の遠隔化

間違いです。

作業の遠隔化は、作業環境を整える事にあたるので、a.の作業環境管理となります。

参考になった数0