あん摩マッサージ指圧師の過去問
第26回(2018年)
午前 問33

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第26回(2018年) 午前 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

卵巣について正しいのはどれか。
  • 卵胞刺激ホルモンを分泌する。
  • プロラクチンを分泌する。
  • 子宮に直接つながる。
  • 黄体を形成する。

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この過去問の解説 (3件)

01

卵巣は、子宮の両脇に一つずつあり、

通常は2〜3cmほどの大きさです。

選択肢1. 卵胞刺激ホルモンを分泌する。

卵胞刺激ホルモンは、

脳下垂体前葉から分泌される

性腺刺激ホルモンのひとつです。

選択肢2. プロラクチンを分泌する。

プロラクチンは、

脳下垂体前葉から分泌される

乳腺刺激ホルモンです。

選択肢3. 子宮に直接つながる。

卵巣は、子宮卵巣索によって

子宮につながっています。

選択肢4. 黄体を形成する。

黄体は、

排卵後の卵胞が変化したもので、

黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌しますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

排卵のについて振り返っておきましょう。

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02

正解は「黄体を形成する。」です。

選択肢1. 卵胞刺激ホルモンを分泌する。

間違いです。

卵胞刺激ホルモン(FSH)は、脳下垂体から分泌されます。

先ず、視床下部から、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が放出され、

それにより、下垂体前葉から、卵巣刺激ホルモン(FSH)と、黄体形成ホルモン(LH)が放出されます。

これを受けて、卵巣から、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。

選択肢2. プロラクチンを分泌する。

間違いです。

プロラクチンは、下垂体前葉から分泌され、乳腺の分泌及び、成熟を促進します。

選択肢3. 子宮に直接つながる。

間違いです。

子宮には直接つながりません。子宮底の両側からの卵管により、卵巣とつながっています。

選択肢4. 黄体を形成する。

正解です。

黄体を形成します。卵巣ないの卵胞から、卵子が排卵された後の卵胞が、黄体へと変化します。

この黄体は、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌し、2週間で白体へと委縮していきます。

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03

卵巣内で卵胞が成熟し、排卵がおこります。
排卵後の卵胞から黄体が形成されます。


1.卵胞刺激ホルモンを分泌する。
  下垂体前葉から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)により
  女性では「卵胞の成熟を促す」「卵胞ホルモンの生成と分泌」
  男性では「精細管の発育を促す」「精子の生成を促す」などの影響を与えます。

2.プロラクチンを分泌する。
  下垂体前葉から分泌されるプロラクチン(PRL)により
  女性において「乳腺の発達」「乳汁産生・分泌促進」「排卵の抑制」などの影響を与えます。

3.子宮に直接つながる。
  卵巣から卵管を経て子宮につながります。
  また卵巣と卵管の間には間隙があり直接的なつながりはありません。

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