あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問21

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問21 (訂正依頼・報告はこちら)

肺について正しいのはどれか。
  • 肺尖は鎖骨の高さにある。
  • 肺底は縦隔に面している。
  • 栄養血管は気管支動脈である。
  • 右肺は2葉に分かれる。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.肺尖は鎖骨の上方およそ2~3cmにおよびます。

2.肺底は横隔膜に接しています。

3.肺の栄養血管は胸大動脈から起こる気管支動脈です。

4.右肺は上葉・中葉・下葉の3葉に分かれ、左肺は上葉・下葉の2葉に分かれます。

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02

肺では、取り込んだ空気中の酸素と、

体内で生じた二酸化炭素を交換しています。

選択肢1. 肺尖は鎖骨の高さにある。

肺尖は、肺の上端のことをいいます。

その高さは、鎖骨の2〜3cm上方です。

選択肢2. 肺底は縦隔に面している。

縦隔は、左右の肺に挟まれた部分で、

心臓や気管支などがある場所です。

肺底は、肺の下部にあたり、

横隔膜に面しています。

選択肢3. 栄養血管は気管支動脈である。

肺に酸素と栄養を送る働きのある栄養血管は、

気管支動脈ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢4. 右肺は2葉に分かれる。

右肺は、上葉、中葉、下葉の

3葉に分かれています。

上葉と下葉の2葉に分かれているのは、

左肺です。

まとめ

肺に分布する血管である肺動脈と肺静脈は、

肺の機能である呼吸を支えている

機能血管です。

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03

1.肺尖は鎖骨の高さにある。

肺尖は鎖骨の上方2~3cmに達しています。

2.肺底は縦隔に面している。

肺底は横隔膜に面しています。

縦隔は左右を肺に挟まれ、前方は胸骨に、後方は脊柱に囲まれた胸郭の中央部のことです。

縦隔は、心臓・心臓に出入りする血管・気管・気管支・食道・胸管・神経・胸腺などの重要な臓器が納まる場となります。

3.栄養血管は気管支動脈である。

栄養血管は気管支動脈であり、正答となります。

肺動脈・肺静脈は肺循環の際に用いられます。

4.右肺は 2 葉に分かれる。

右肺は3葉に分かれています。

2葉に分かれているのは左肺です。

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