あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午前 問20

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

Tリンパ球が成熟する器官はどれか。
  • 扁桃
  • 胸腺
  • 脾臓
  • パイエル板

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この過去問の解説 (3件)

01

1.扁桃は細菌やウイルスの侵入を防ぐ働きをします。

2.胸腺はTリンパ球の分化成熟に関与します。

3.脾臓は胎生後半期では赤血球や顆粒白血球を産生し(造血機能)、出生後は赤血球を破壊します。

4.パイエル板は回腸に存在するリンパ小節が多数集まってできた組織で、腸管免疫において機能します。

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02

Tリンパ球は、白血球のひとつで、

体内に侵入した異物を

察知する作用があります。

選択肢1. 扁桃

扁桃は、喉にあり、

リンパ球を豊富に含んでいます。

選択肢2. 胸腺

胸腺は、胸骨の裏側にあり、

Tリンパ球が熟成する器官ですので、

これが正解であると考えられます。

選択肢3. 脾臓

脾臓は、胃の外部から裏側にある臓器で、

リンパ球を豊富に含んでいます。

選択肢4. パイエル板

パイエル板は、

回腸の内側にあるリンパ組織です。

まとめ

胸腺は、思春期で最大となり、

その後は次第に萎縮していきます。

参考になった数0

03

1.扁桃

扁桃は咽頭の粘膜に存在するリンパ小節の集団です。

2.胸腺

全身のリンパ系組織に先駆けて成長する第一次リンパ性機関であり、Tリンパ球を成熟させる器官であり、正答となります。

3.脾臓

脾臓は腹腔の左上部で胃の後方にあり、上部最大のリンパ組織塊です。

古くなった赤血球の破壊も行っています。

4.パイエル板

パイエル板は小腸後半である回腸に存在するリンパ小節の集合です。

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