問題
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高齢になるに伴い上昇する傾向があるのはどれか。
1 .
肺活量
2 .
骨密度
3 .
血圧
4 .
腎血流量
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午前 問37 )
高齢になるに従い、
身体の機能には、変化が生じます。
肺活量は、
肺の弾性低下や筋力低下などに伴い、
低下する傾向があります。
骨密度は、
腸管からのカルシウム吸収能の低下などに伴い、
低下する傾向があります。
血圧は、加齢により動脈硬化が進行するため、
高くなる傾向にありますので、
これが正解であると考えられます。
腎血流量は、加齢に伴う動脈硬化などにより、
減少する傾向にあります。
高齢になると、
臓器機能の低下や予備力の低下などが
みられるようになります。
加齢に伴い生理機能の変化が起こります。
80代における30代に対しての低下は【4.腎血流量】や【1.肺活量(最大換気量)】は各々50%、60%ほどの機能低下がみられます。
また、【2.骨密度】も減少し、骨粗鬆症のリスクは高まります。
さらには【3.血圧】が高くなり、脳血管障害のリスクも高まります。
つまり、3.血圧が正答となります。