問題
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代償性肥大とは、臓器の機能低下に伴い、
その機能を補うために臓器が
肥大することをいいます。
乳腺は乳房を作る組織です。
ホルモンの影響などによって
肥大することがあります。
腎臓は、体内の水分量や
電解質の量を調整するとともに、
血液中の老廃物から尿を作る臓器です。
腎臓の一部もしくは片側を切除すると、
その機能を補うため、
残った腎臓が肥大しますので、
これが正解であると考えられます。
前立腺は、男性の膀胱のすぐ下にあり、
精子の運動や受精に大きく関わっています。
ホルモンの変化などにより
肥大するとされています。
心臓は、全身に血液を循環させています。
高血圧の持続や、スポーツを継続することにより、
心筋の肥大がみられる場合があります。
肝臓も、
代償性肥大がみられる臓器のひとつです。
代償性肥大は対となっている臓器において、片側の障害によってもう片方が肥大する事です。
1.乳腺の肥大は、発育によって起こるものが多く、ホルモンバランスの影響によって起こります。
2.腎臓は対の臓器であり、片側の異常によって、もう片方が肥大する代償性肥大が起こりやすく、正答となります。
3.前立腺が起こしやすい肥大は、原因ははっきりわかっていませんが、ホルモンの影響を受けていることが多く、中高年に多いものとなっています。
4.心臓の肥大は、高血圧などで臓器の負担が増えた場合に起こりやすい労働性(作業性)肥大となります。