あん摩マッサージ指圧師の過去問
第27回(2019年)
午後 問36

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第27回(2019年) 午後 問36 (訂正依頼・報告はこちら)

長腓骨筋腱部にあるのはどれか。
  • 蠡溝
  • 飛揚
  • 地機
  • 陽陵泉

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

1 . 蠡溝は、内果の上5寸、脛骨内側面上の陥凹部に取ります。

2 . 飛揚は、崑崙穴の上7寸、腓腹筋下垂部の外縁、腓腹筋とヒラメ筋の間に取ります。

3 . 地機は、内果の上8寸、脛骨内側縁の骨際に取ります。
(筋肉は、ヒラメ筋)

4 . 陽陵泉は、長腓骨筋腱部に取ります。
(膝をたてて腓骨頭の前下際に取ります。)
よって正解です。

参考になった数2

02

長腓骨筋は、

腓骨頭と腓骨外側上方2/3を起始とし、

外果の後方を経て、

内側楔状骨の外側、第1中足骨底で停止します。

選択肢1. 蠡溝

蠡溝は、足の厥陰肝経の経穴で、

内果の上5寸、脛骨内側上の陥凹部に取ります。

選択肢2. 飛揚

飛揚は、足の太陽膀胱経の経穴で、

崑崙の上7寸、腓腹筋下垂部の外縁で、

腓腹筋とヒラメ筋との間に取ります。

崑崙は、外果尖の高さで、

外果とアキレス腱の間、陥凹部に取ります。

選択肢3. 地機

地機は、足の太陰脾経の経穴で、

陰稜泉の下3寸、脛骨内側縁の骨際に取ります。

陰稜泉は、脛骨内側上顆下縁と

脛骨内側縁との接点の直後に取ります。

選択肢4. 陽陵泉

陽陵泉は、足の少陽胆経の経穴で、

膝を立て、腓骨頭の前下際、

長腓骨筋腱の前縁に取りますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

選択肢に挙げられている経穴の

取穴位置を確認しておきましょう。

参考になった数0

03

正解は 陽陵泉 です。

選択肢1. 蠡溝

間違いです。

蠡溝は、足の厥陰肝経の絡穴で、下腿前内側の脛骨内側面の中央で、内果の上方5寸に取ります。

選択肢2. 飛揚

間違いです。

飛揚は、足の太陽膀胱経の絡穴で、下腿後外側の腓腹筋外側頭の下縁と、アキレス腱の間で、崑崙の上方7寸に取ります。

解剖学的には、腓腹筋とヒラメ筋の位置になります。

選択肢3. 地機

間違いです。

地機は、足の太陰脾経の郄穴で、下腿内側の脛骨内縁の後際で、陰陵泉の下方3寸に取ります。

解剖学的には、ヒラメ筋と長趾屈筋の位置になります。

選択肢4. 陽陵泉

正解です。

陽陵泉は、足の少陽胆経の経穴で、下腿外側の腓骨筋腱部で、腓骨頭前下方の陥凹部に取ります。

解剖学的には、長腓骨筋の位置になります。

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