問題
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長腓骨筋は、
腓骨頭と腓骨外側上方2/3を起始とし、
外果の後方を経て、
内側楔状骨の外側、第1中足骨底で停止します。
蠡溝は、足の厥陰肝経の経穴で、
内果の上5寸、脛骨内側上の陥凹部に取ります。
飛揚は、足の太陽膀胱経の経穴で、
崑崙の上7寸、腓腹筋下垂部の外縁で、
腓腹筋とヒラメ筋との間に取ります。
崑崙は、外果尖の高さで、
外果とアキレス腱の間、陥凹部に取ります。
地機は、足の太陰脾経の経穴で、
陰稜泉の下3寸、脛骨内側縁の骨際に取ります。
陰稜泉は、脛骨内側上顆下縁と
脛骨内側縁との接点の直後に取ります。
陽陵泉は、足の少陽胆経の経穴で、
膝を立て、腓骨頭の前下際、
長腓骨筋腱の前縁に取りますので、
これが正解であると考えられます。
選択肢に挙げられている経穴の
取穴位置を確認しておきましょう。
正解は 陽陵泉 です。
間違いです。
蠡溝は、足の厥陰肝経の絡穴で、下腿前内側の脛骨内側面の中央で、内果の上方5寸に取ります。
間違いです。
飛揚は、足の太陽膀胱経の絡穴で、下腿後外側の腓腹筋外側頭の下縁と、アキレス腱の間で、崑崙の上方7寸に取ります。
解剖学的には、腓腹筋とヒラメ筋の位置になります。
間違いです。
地機は、足の太陰脾経の郄穴で、下腿内側の脛骨内縁の後際で、陰陵泉の下方3寸に取ります。
解剖学的には、ヒラメ筋と長趾屈筋の位置になります。
正解です。
陽陵泉は、足の少陽胆経の経穴で、下腿外側の腓骨筋腱部で、腓骨頭前下方の陥凹部に取ります。
解剖学的には、長腓骨筋の位置になります。