あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問3

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

75 歳以上の者における医療制度の根拠となる現行の法律はどれか。
  • 医療法
  • 健康増進法
  • 老人保健法
  • 高齢者の医療の確保に関する法律

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 高齢者の医療の確保に関する法律 です。

選択肢1. 医療法

間違いです。

「医療法」とは、病院や診療所、また助産所における開設や管理についての法律になります。

選択肢2. 健康増進法

間違いです。

「健康増進法」とは、健康の維持と現代病の予防を目的とした法律になります。

選択肢3. 老人保健法

間違いです。

「老人保健法」とは、老後における健康維持と適切な医療の確保を図り、疾病の予防や治療、機能訓練などの保健事業を行い、老人福祉の増進を目的とした法律になります。

この老人保健法が改正されて、「4.高齢者の医療の確保に関する法律」となりました。

選択肢4. 高齢者の医療の確保に関する法律

正解です。

「高齢者の医療の確保に関する法律」とは、医療費適正化推進計画や保険者による健康調査や指導、また、前期高齢者に対する保険者間の費用負担の調整、及び後期高齢者医療制度の創設などといった内容の法律となります。

この法律が、75歳以上の後期高齢者医療制度の根拠法となっています。

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02

1 . 医療法は、病院・診療所・助産所などを開設した場合の、管理や整備の方法が主となっています。
国民へ良質な医療を適切に提供できるよう定められたたものです。

2 . 健康増進法は、国民の健康維持と現代病の予防を目的として制定されたものであり、健康維持のため受動喫煙防止や、予防に関わる健康事業の推進などを目的として定められています。

3 . 老人保健法は、国民の老後における健康の保持と適切な医療の確保のため、老人福祉の増進をはかることを目的とする法律ですが、2006年に改訂され、『高齢者の医療の確保に関する法律』となっています。

4 . 高齢者の医療の確保に関する法律は、国民の高齢期における適切な医療の確保を図るためのものです。
大まかな制度の特徴として以下を設けています。

・前期高齢者に係る費用負担の調整。
・後期高齢者に対する適切な医療の給付。

75歳以上の老人医療を定める後期高齢者医療制度はこの法に属しているため、正答となります。

参考になった数1

03

75 歳以上の者における医療制度は、

後期高齢者医療制度です。

選択肢1. 医療法

医療法は、

医療を受ける者の利益の保護や、

良質で適切な医療を

効率的に提供する体制の確保などに

関する事項を定めたものです。

選択肢2. 健康増進法

健康増進法は、

国民の健康増進のための基本的な事項を

定めたものです。

選択肢3. 老人保健法

老人保健法は、

国民の老後における健康の保持と

適切な医療の確保を図るため、

疾病の予防、治療、機能訓練等の保健事業を

総合的に実施するために定められていました。

選択肢4. 高齢者の医療の確保に関する法律

高齢者の医療の確保に関する法律は、

平成20(2008)年に施行され、

75歳以上の者の医療制度の根拠と

なっていますので、

これが正解であると考えられます。

まとめ

老人保健法は、

平成18(2006)年に公布された

「健康保険法等の一部を改正する法律」に基づき、

「高齢者の医療の確保に関する法律」に

改正されました。

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