あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午前 問9

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問9 (訂正依頼・報告はこちら)

産生する毒素により食中毒を発症する病原体はどれか。
  • 黄色ブドウ球菌
  • 腸炎ビブリオ
  • ノロウイルス
  • A型肝炎ウイルス

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 黄色ブドウ球菌は、細菌が食品へ産生した毒素が症状を引き起こすもので、正答となります。
*)毒素型は他に、ボツリヌス菌やセレウス菌などがあります。

2 . 腸炎ビブリオは、体内で細菌が増殖することで発症します。
*)細菌感染型は、他にサルモネラ・病原性大腸菌・ウェルシュ菌などがあります。

3 . ノロウイルス
4 . A型肝炎ウイルス
上記二つは、ウイルス性食中毒に属し、ウイルスが経口で体内へ侵入することで、症状が発症します。

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02

食中毒は、微生物や化学物質などを

摂取することにより起こる

急性の健康被害です。

微生物の中には、毒素を作り出し、

食中毒の原因となるものがあります。

選択肢1. 黄色ブドウ球菌

黄色ブドウ球菌は、

エンテロトキシンという毒素を作り出し、

食中毒を引き起こしますので、

これが正解であると考えられます。

選択肢2. 腸炎ビブリオ

腸炎ビブリオは、

魚介類などの食物や調理器具などを介して

食中毒を引き起こします。

選択肢3. ノロウイルス

ノロウイルスは、

食物や調理器具を介して

食中毒を引き起こします。

選択肢4. A型肝炎ウイルス

A型肝炎ウイルスは、

食物や調理器具を介して

食中毒を引き起こします。

まとめ

毒素が食中毒の原因となるものには、

ボツリヌス菌、セレウス菌などがあります。

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03

食中毒の原因のほとんどが細菌性ですが、ノロウイルスに代表されるウイルス性のものやフグ毒などの自然毒、また、化学性食中毒や寄生虫によるものもあります。

細菌性の食中毒には、毒素型と感染型があり、この問いは毒素型についての問題となっています。

選択肢1. 黄色ブドウ球菌

食品に付着した黄色ブドウ球菌が増殖する過程で産生された毒素により、発症します。

選択肢2. 腸炎ビブリオ

食品に付着した細菌自体を食べることにより発症する、感染型となります。

選択肢3. ノロウイルス

食品に付着したノロウイルスを食べることにより発症する、ウイルス性となります。

選択肢4. A型肝炎ウイルス

食品に付着したA型肝炎ウイルスを食べることにより発症する、ウイルス性となります。

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