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あん摩マッサージ指圧師の過去問 第28回(2020年) 午前 問52

問題

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体温について正しいのはどれか。
   1 .
夜間は日中より高い。
   2 .
月経前は月経後より低い。
   3 .
腋窩温は直腸温より低い。
   4 .
甲状腺機能低下症で上昇する。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午前 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

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本問では、「腋窩温は直腸温より低い。」が正解です。

選択肢1. 夜間は日中より高い。

誤りです。体温は1日の間で変化し、夜間から早朝にかけては日中より体温が低くなります。これを体温の概日リズムといいます。

選択肢2. 月経前は月経後より低い。

誤りです。月経前は月経後よりも体温が高くなります。

月経時から排卵までは低体温が続き、排卵されると体温が上昇し、次の月経までの約2週間は高温期が続きます。これは黄体ホルモン(プロゲステロン)のはたらきによるものです。

選択肢3. 腋窩温は直腸温より低い。

正解です。温度の高い順に、「直腸温>口腔温>腋窩温」となります。

選択肢4. 甲状腺機能低下症で上昇する。

誤りです。甲状腺機能低下症では体温は低下します。

甲状腺で作られる甲状腺ホルモンが少なくなると代謝が落ちてきます。疲れやすく、寒さに敏感になり、うつ症状や無気力、体重増加などの症状があらわれます。

橋本病(慢性甲状腺炎)によるものが最も多くなります。

付箋メモを残すことが出来ます。
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正解は「腋窩温は直腸温より低い。」です。

選択肢1. 夜間は日中より高い。

間違いです。

体温は、一日の中で変動していて、朝は低く、夕方に最高となります。

選択肢2. 月経前は月経後より低い。

間違いです。

月経前は、月経後よりも体温は高くなります。

これは、黄体ホルモン(プロゲステロン)と、卵胞ホルモン(エストロゲン)によるためで、

月経前には、黄体ホルモンにより高体温に、

月経後には、卵胞ホルモンにより低体温になります。

選択肢3. 腋窩温は直腸温より低い。

正解です。

通常は腋下体温を測り、直腸温よりは低くなります。

直腸温は、新生児や乳児で測る事があります。

直腸温の測定は、3分~5分かかり、腋下温に比べ、0.5~0.8℃高くなります。

その為、直腸温の場合の発熱は、38℃以上となります。

選択肢4. 甲状腺機能低下症で上昇する。

間違いです。

甲状腺機能低下症は、新生児期の場合にはクレチン病、炎症性の甲状腺機能低下症が橋本病となります。

甲状腺機能が低下するので、低体温、皮膚が乾燥する、元気がなくなる等の症状がみられます。

体温上昇は、甲状腺機能が亢進するバセドウ病の場合にみられる所見です。

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1 .夜間は日中より高い。
体温は夜から早朝にかけて低く、日中は高くなります。

2 .月経前は月経後より低い。
成人女性の基礎体温の体温変化は以下となります。
【月経前】
黄体期で、黄体ホルモン(プロゲステロン)が多い時期となり高体温が続きます。
【月経時】
卵胞期となり卵胞ホルモン(エストロゲン)が多くなり、排卵前まで低体温が続きます。

3 .腋窩温は直腸温より低い。
直腸温は、内臓温に近く基本的に体表より高くなっているため正答となります。

4 .甲状腺機能低下症で上昇する。
甲状腺が放出している甲状腺ホルモンは基礎代謝を亢進し、産熱に働きます。
そのため甲状腺機能が低下した場合、体温は下降します。

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