あん摩マッサージ指圧師の過去問
第28回(2020年)
午後 問31

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

五要穴で慢性症状に用いるのはどれか。
  • 飛揚
  • 地機
  • 小海
  • 孔最

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この過去問の解説 (3件)

01

「五要穴」原穴・郄穴・絡穴・募穴・背部兪穴の総称です。

慢性症状には「絡穴」を用います。

選択肢1. 飛揚

足太陽膀胱経の絡穴です。

選択肢2. 地機

足太陰脾経の郄穴です。

選択肢3. 小海

手太陽小腸経の合土穴です。

五要穴ではなく五兪穴の一つです。

選択肢4. 孔最

手太陰肺経の郄穴です。

まとめ

絡穴は全部で15あります。

「列缺」「内関」「通里」「公孫」「蠡溝」「大鐘」「偏歴」「外関」「支正」「豊隆」「光明」「飛揚」「鳩尾」「長強」「大包」

五要穴・五兪穴は表にして書くと覚えやすいです。

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02

五要穴とは、原穴・郄穴・絡穴・募穴・背部兪穴の5つをいいます。

選択肢1. 飛揚

飛揚は、足の太陽膀胱経に属している絡穴で、

腎経への血気の流れが著明で慢性的な症状に効果があるとされており、

正解と考えられます。

選択肢2. 地機

地機は、 足の太陰経に属しています。

すみやかに邪を退ける作用があり、

急性疾患に効果があるとされる郄穴です。

選択肢3. 小海

小海は、手の太陽経に属している、合土穴です。

合土穴は、五要穴には含まれていません。

選択肢4. 孔最

孔最は、手の太陰肺経に属している郄穴です。

呼吸器系疾患に効果があるほか、

出血性の治療に用いられることがあり、

急性疾患に効果があるとされています。

まとめ

五要穴は、診断や治療で重要な役割を果たしています。

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03

五要穴は原穴・郄穴・絡穴・募穴・兪穴の事です。

慢性症状や表裏にする径を同時に治療できる絡穴が正答となります。

選択肢1. 飛揚

飛揚は、足の太陽膀胱経に属する絡穴にあたり、正答となります。

選択肢2. 地機

地機は、足の太陰脾経に属する郄穴です。

選択肢3. 小海

小海は、手の太陽小腸経に属し、五要穴ではなく合土穴となります。

選択肢4. 孔最

孔最は、手の太陰肺経に属する郄穴です。

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