問題
このページは問題閲覧ページです。正解率や解答履歴を残すには、 「条件を設定して出題する」をご利用ください。
[ 設定等 ]
マッサージの軽擦法で主に関節横紋上に沿って行うのはどれか。
1 .
母指軽擦
2 .
環状軽擦
3 .
指顆軽擦
4 .
四指軽擦
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第28回(2020年) 午後 問67 )
マッサージにおける軽擦法は、
血液やリンパ液の循環を促進し、
自律神経系の機能を整えることを目的としています。
母指軽擦は、母指を用いて行う軽擦法で、
手や足などの狭い部位に対して行われます。
環状軽擦は、母指と示指の二指を使用し、
足首や手首といった関節部位に対して行われます。
主に関節横紋状に沿って行われると考えられますので、
これが正解となります。
指顆軽擦は、握った拳を使用して軽擦する方法で、
腰背部や足底などに用いられます。
四指軽擦は、母指以外の四指を用いて行う軽擦法で、頭頸部などに用いられます。
マッサージの基本手技について確認しておきましょう。
軽擦法は、母指、四指、手掌、手根、指顆(指背)などがありますが、指であれば、局所的に、手掌は幅広く、より圧を加えるなら、手根というように、手のどの部位で軽擦をするのかによって、イメージで覚えると良いでしょう。
局所の狭小部分に対し行います。
母指から示指にかけての環状部分を使います。円状に刺激できるので、関節部分に行えます。
拳の背側の硬い部分を使うので、踵部や、足底などに用います。
四指で様々な形に圧する事ができるため、頭部や顔面部、鎖骨部など、曲面状の部分に行います。