あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問11

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

あはき法で、あん摩マッサージ指圧師免許の積極的要件を満たしているのはどれか。
  • 居住地に住民登録を行っている。
  • あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格した。
  • 覚醒剤中毒者でない。
  • 1年以内に懲役刑を受けていない。

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この過去問の解説 (3件)

01

積極的要件とは「備えていなければいけない要件」のことです。

反対に、消極的要件とは「あってはいけない要件(欠格事由)」のことです。

選択肢1. 居住地に住民登録を行っている。

住民登録の有無については、積極的要件にも消極的要件にも該当しません。

選択肢2. あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格した。

正解です。あん摩マッサージ指圧師試験の合格は、あはき法による積極的要件に該当し、あはき法第二条に定められています。

選択肢3. 覚醒剤中毒者でない。

覚醒剤中毒者でないことは、積極的要件ではなく消極的要件に該当します。あはき法第三条二項に明記されています。

選択肢4. 1年以内に懲役刑を受けていない。

1年以内に懲役刑を受けていないことは、積極的要件ではなく消極的要件となります。あはき法第三条三項の、「罰金以上の刑に処せられた者」に該当します。

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02

あん摩マッサージ指圧師免許の取得のためには「積極的要件」と「消極的要件」を満たす必要があります。

「積極的要件」は、免許を取得するために【満たさなければならない要件】となります。

あん摩マッサージ指圧師免許の場合は以下の二つとなります。

・文部科学省の認定した学校または厚生労働大臣の認定した養成施設において3年以上必要な知識、技能を習得すること。

・厚生労働大臣の行う国家試験に合格すること。

「消極的要件」はいわゆる欠格的事項に当たります。

免許取得のためには【満たしてはならない要件】であり、以下に記します。

 ・心身の障害により業務が適正に行うことができないものとして厚生労働省令で定める者

 ・麻薬・大麻またはあへんの中毒者

 ・罰金以上の刑に処せられたもの

 ・あ・は・き業に関して犯罪または不正行為があった者

1 .居住地に住民登録を行っている。は、積極的要件ではありません。

2 .あん摩マッサージ指圧師国家試験に合格した。は、積極的要件にあたり、正答となります。

3 .覚醒剤中毒者でない。は、消極的要件となります。

4 .1年以内に懲役刑を受けていない。は、消極的要件になります。

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03

正解は2です。

1、居住地での住民登録の要不要は、積極的要件・消極的要件どちらにも該当しません。

2、厚生労働大臣の行う国家試験への合格が積極的要件の一つであり、これが正解です。

3、覚醒剤中毒者でないことは、積極的要件ではなく、消極的要件に該当します。

4、1年以内に懲役刑を受けていないことは、積極的要件ではなく、消極的要件に該当します。

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