問題
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正解は3です。
呼吸で使われる筋肉は、安静時呼吸と努力呼吸によって、以下のように異なります。
安静吸気時 … 横隔膜と外肋間筋。
安静呼気時 … 肺の受動的反跳(自然に戻ろうとする力)。
努力吸気時 … 胸鎖乳突筋と前・中・後斜角筋。
努力呼気時 … 内肋間筋と腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋。
その他、呼吸を助ける呼吸補助筋が多数存在します。
1、肋骨挙筋
肋骨挙筋は深呼吸時に働く呼吸補助筋です。
2、外肋間筋
上記より、安静吸気時に働きます。
3、内肋間筋
上記より、努力呼気時に働くため、これが正解です。
4、横隔膜
上記より、安静吸気時に働きます。
呼吸筋は呼吸運動のための筋肉で、呼気筋と吸気筋に分類できます。呼気筋は息を吐くための筋肉で、吸気筋は空気を吸うために働く筋肉となります。
肋骨挙筋は肋骨を挙上させ、吸気を手助けする筋肉です。
外肋間筋は、吸気時に肋骨の挙上し胸腔を拡大させます。
(腹部や腰部の筋肉が働くと肋骨下部が固定され肋骨を降下させるため、呼気にも作用します。)
正解です。内肋間筋は、肋骨間の間隔を狭め、呼気筋として働きます。
横隔膜は安静吸気の7割を担う吸気筋です。吸気時に横隔膜を下制させ、胸腔を拡大させます。
呼吸は呼気と吸気で運動が違います。
呼気筋は収縮によって胸郭を収縮させ肺をしぼませ、肺の空気を外に出す働きとなり、吸気筋の場合は逆の働きとなります。
1 .肋骨挙筋は、呼吸補助筋となります。
2 .外肋間筋は、収縮によって胸郭が広がり、吸気時に作用する筋と言えます。
3 .内肋間筋は、収縮によって胸郭が狭くなり、呼気に作用する筋と言え、正答となります。
4 .横隔膜は、収縮によって胸郭は広がります。横隔膜は呼吸に深くかかわる筋です。