あん摩マッサージ指圧師の過去問
第29回(2021年)
午前 問37
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午前 問37 (訂正依頼・報告はこちら)
月経異常について正しいのはどれか。
- 続発性無月経は思春期が過ぎても月経が発来しない状態である。
- 原発性無月経の原因の一つに運動過多がある。
- 過多月経は月経周期が短い状態である。
- 月経困難症の原因の一つに子宮頸癌がある。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
1、続発性無月経は、月経周期が安定したあとに無月経期間が生じる状態です。
規則的であった周期が3ヶ月空く状態と不規則であった周期が6ヶ月空く状態を基準として続発性無月経を判断します。
思春期を過ぎても月経が発来しない状態を「原発性無月経」と言います。
2、原発性無月経とは18歳を過ぎても初潮が来ない状態です。
染色体異常や先天性性器異常の他に、過度の運動やダイエットも原因の一つと言われています。
3、過多月経は、出血量が異常に多い月経を指し、病的な貧血を引き起こす状態です。
月経周期が短い状態を「頻発月経」と言います。
4、月経困難症は、月経の一般的な症状であるものが生活に支障をきたすほど重い状態を指します。
子宮頸癌は、ウイルスの感染によって生じる癌であり、おりものや不正性器出血などの異常が見られますが、月経困難症の原因とはなりません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
正常な月経期間は、3日~1週間で、
12歳頃から50歳頃となっています。
続発性無月経とは、内分泌疾患やストレスが原因となって、3か月以上月経がなくなる状態をいいます。
原発性無月経は、運動過多やダイエットの他にも、染色体異常や、子宮の形態異常、ホルモン異常などによるものもあります。
過多月経とは、8日以上続く月経症状で、
子宮筋腫や子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮体がんなどが原因となります。
月経困難症とは、子宮筋腫や、子宮内膜症、子宮腺筋症などの原因により、
月経時に、下腹部痛や腰痛、頭痛など様々な不調を伴うものをいいます。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
03
1 .思春期を過ぎても月経がは発来しない状態は原発性無月経症です。
続発性無月経は月経周期が確立した後に、6カ月以上の期間、もしくは月経周期3周期以上、月経がない状態です。
2 .原発性無月経は、過剰な運動が原因の一つであり、正答となります。
3 .過多月経は、1回の生理期間の出血量が150ml以上ある状態のことです。
4 .月経困難症の原因は、殆どが病気と関係ない機能性月経困難症ですが、子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症・子宮の形の異常などが原因となっています。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問36)へ
第29回(2021年)問題一覧
次の問題(問38)へ