問題
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疏泄を主る臓を剋する関係にある臓の生理作用はどれか。
1 .
神志を主る。
2 .
運化を主る。
3 .
宣発を主る。
4 .
納気を主る。
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第29回(2021年) 午後 問4 )
疏泄を主るのは「肝」であり、相剋効果は肝剋脾、心剋肺、脾剋腎、肺剋肝、腎剋心と循環しています。
1、神志を主る・・・×
神志を主るのは「心」です。
2、運化を主る・・・×
運化を主るのは「脾」です。
3、宣発を主る・・・○
宣発を主るのは「肺」です。肝を剋するのは肺ですので、これが正解です。
4、納気を主る・・・×
納気を主るのは「腎」です。
疏泄とは、臓腑や精神の機能を、
伸びやかで円滑に保つことであり、
それを主っている臓は肝です。
神志を主るのは、心です。
木に属している肝は、
火に属している心を生じる関係にあります。
運化を主るのは、脾です。
木に属している肝は、
土に属している脾を剋する関係にあります
宣発を主るのは、肺です。
金に属している肺は、
木に属している肝を剋する関係にありますので、
これが正解であると考えられます。
納気を主るのは、腎です。
水に属している腎は、
木に属している肝を生じる関係にあります。
五行を構成する5つの要素は、
それぞれ相互に促進したり抑制したりすることによって
バランスをとっています。
疏泄を主る臓は肝であり、肝は木に属しています。
木を剋する関係にあるのは金であり、金に属する臓は肺になります。
正答として選ぶべきは肺の生理作用となります。
1.神志を主る。
神志を主る臓は心であり、火に属しています。
2.運化を主る。
運化を主る臓は脾であり、土に属しています。
3.宣発を主る。
宣発を主る臓は肺であり、金に属し、正答となります。
4.納気を主る。
納気を主る臓は腎であり、水に属しています。