問題
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古法按摩で現在の運動法にあたるのはどれか。
1 .
解釈の術
2 .
墨規矩の術
3 .
利関の術
4 .
調摩の術
( あん摩マッサージ指圧師国家試験 第31回(2023年) 午後 問70 )
古法按摩には、調摩の術、解釈の術、利関の術といった基本手技があります。
肩背部の揉捏法になります。
現在の軽擦法にあたります。
現在の運動法にあたります。なので、これが正解であると考えられます。
現在の軽擦法にあたります。
古法按摩の手技方法は、藤林良伯著の「按摩手引」に図とともに詳しく解説されています。
古法按摩については、
太田晋斎の「按腹図解」
宮脇仲策の「導引口訣鈔」
藤林良伯の「按摩手引」
に記載されています。
軽擦法や、揉捏法、運動療法などにあたる術があり、
その他、
肩井を母指揉捏する「肩井の術」や
肩関節を按摩する「肩髃の術」、
頭維と角孫を按摩する「頭維の術」、
曲手の横手にあたる「鳴骨の術」
曲手の袋打に当たる「袋打の術」
などがあります。
揉捏法の基礎です。
手掌軽擦法の基礎です。
関節を動かす運動法の基礎です。
軽擦法の基礎です。
古法按摩は、
日本で現在行われている按摩手技の
原型となっているものです。
解釈の術は、揉捏法にあたります。
墨規矩の術は、手掌軽擦法にあたります。
利関の術は、運動法にあたりますので、
これが正解であると考えられます。
調摩の術は、軽擦法にあたります。
古法按摩の資料としては、
太田晋斎の「按腹図解」や
藤林良伯の「按摩手引」などがあります。