あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問5
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問題
あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問5 (訂正依頼・報告はこちら)
浄水場における浄水操作で正しい順序はどれか。
- 沈殿 → ろ過 → 消毒
- 沈殿 → 消毒 → ろ過
- ろ過 → 沈殿 → 消毒
- 消毒 → ろ過 → 沈殿
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この過去問の解説 (3件)
01
川や湖、ダムなどから流れてきた水は、
先ず
着水井(水量調節)に入り、
次に、
沈砂池(沈殿による異物の除去)に入り、
その次に、
沈殿池
(沈殿による微小な異物の除去)に入り、
さらに、
急速濾過地
(濾過による最微小な異物の除去)に入り、
最後に、
消毒設備(次亜塩素酸ナトリウム)に入り、
そして、
配水池(貯水)で、貯められます。
正解です。
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02
この問題では、浄水場における浄水操作の正しい順序を問われています。
浄水場での水処理は、汚れた水を安全に飲用できる状態にするための複数の工程を経るため、それらの手順を正しく理解しておく必要があります。
浄水場における典型的な水処理の流れです。
まず、水中の大きな不純物や沈殿物を取り除くために沈殿が行われます。
次に細かい粒子や微生物を除去するためにろ過が行われます。
最後に、消毒剤を用いて病原菌を殺菌し、飲料水としての安全性を確保します。
この選択肢が正解です。
沈殿の後に消毒を行う場合、まだ大きな不純物が残っているため、消毒が十分に効果を発揮しない可能性があります。
そのため、この順序は不適切です。
ろ過の前に沈殿を行わないと、水中の大きな不純物がろ過装置を詰まらせる可能性があります。
一般的には、沈殿を行った後にろ過を行うべきです。
この選択肢は不正解です。
消毒を最初に行うのは不適切で最終段階で行うべきです。
さらに、消毒後に沈殿を行うのは非効率的です。
この選択肢は不正解です。
浄水場における浄水操作の正しい順序は沈殿 → ろ過 → 消毒です。
この順序は、水中の不純物を段階的に除去し、最後に消毒を行うことで安全な飲料水を確保するための標準的なプロセスです。
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03
浄水処理においてそれぞれの過程がどんな役割をするか理解し、
順番を整理する必要があります。
沈殿:薬剤を使い、水の中の濁りを大きな塊にして沈殿させる工程です。
消毒:きれいで安全な飲料水とするため、塩素での消毒をします。
ろ過:沈殿で処理しきれなかった小さな塊を砂や砂利を利用して取り除きます。
この工程を見るとおのずと順番が見えてきますね。
正解です。
大きなごみを取り除き、小さなごみを取り除いてから
飲み水にするための消毒をします。
ろ過の前に消毒を行うと
消毒の効果が半減してしまう可能性があります。
沈殿では薬剤を使い、水中の小さなごみなどを大きくします。
先に沈殿の工程がなければ
ろ過の過程でも取りきれないような小さなごみが
水道水に流れてしまう可能性があります。
消毒で使用する塩素は強い殺菌効果を持ち、水道内の病原菌への殺菌も行います。
沈殿、ろ過の過程で消毒効果が薄れてしまうと
流れてくる水道などで病原体を巻き込み、体内に入ってしまう可能性があるので
消毒は最後に行います。
この問題は作業工程を理解しておくとスムーズに回答できますね。
作業の名前だけでなく、どうやって水が私たちの手元に届くか理解をしておきましょう。
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