あん摩マッサージ指圧師の過去問
第32回(2024年)
午前 問10

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問題

あん摩マッサージ指圧師国家試験 第32回(2024年) 午前 問10 (訂正依頼・報告はこちら)

我が国の人口動態統計で公表される指標はどれか。
  • 人口
  • 世帯数
  • 婚姻件数
  • 就業者数

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この過去問の解説 (3件)

01

人口統計には、人口動態と人口静態があります。

 

人口動態は、1年間の統計で、

・出生数
・死産数
・婚姻件数
・離婚件数
・死亡数

などがあり、

 

調査方法は、
出生届、死亡届、婚姻届、離婚届などになります。

 

一方、人口静態は、ある時点での統計で、

・総人口
・世帯数
・人口割合

など、1年では変化の大きいものとなります。

 

これは、5年に一回、国勢調査により調査が行われています。

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02

この問題では、日本の人口動態統計に関する基礎知識の理解が問われています。

 

人口動態統計は、国民の出生、死亡、婚姻、離婚などの動向を把握するために使用されます。

 

主に厚生労働省が管理・公表しています。

 

どの指標がこの統計で公表されるかを理解することが重要です。

 

選択肢1. 人口

人口自体は、政府統計において別の方法で管理されています。

 

具体的には国勢調査や住民基本台帳から得られるデータです。

 

人口動態統計ではなく、他の統計資料で公表されます。

 

よって、この選択肢は不正解です。

選択肢2. 世帯数

世帯数は、主に国勢調査や住民基本台帳から取得されるデータです。

 

人口動態統計は、あくまで出生や死亡、婚姻、離婚に関する情報が主となります。

 

一方、世帯数は含まれていないので、この選択肢は不正解です。

選択肢3. 婚姻件数

婚姻件数は、人口動態統計で公表される主要な指標の一つです。

 

出生、死亡、離婚と同様に、婚姻に関するデータが人口動態統計で詳細に把握されます。

 

したがって、この選択肢が正解です。

 

選択肢4. 就業者数

就業者数は、労働市場の動向を把握するための統計です。

 

主に総務省が実施する「労働力調査」などで公表される指標です。

 

人口動態統計には含まれませんので、不正解です。

まとめ

人口動態統計で公表される主な指標は以下の通りです

 

・出生

・死亡

・婚姻

・離婚など

 

このように人口に関する動向が中心です。

 

この問題は婚姻件数となります。

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03

ここでのポイントは

人口動態事象が何なのかをすぐ思い出すことができるかが重要となります。

5種類の項目があり、それに当てはまるものが正解です。

選択肢1. 人口

人口は人口動態事象の項目に含まれないので不正解となります。

選択肢2. 世帯数

世帯数は人口動態事象に含まれないので不正解となります。

選択肢3. 婚姻件数

婚姻件数は人口動態事象に含まれるので正解です。

選択肢4. 就業者数

就業者数は人口動態事象に含まれないので不正解となります。

まとめ

人口動態統計とは、日本人の動態事象(特定の状況や現象や出来事)=出生、死産、死亡、婚姻、離婚を指します。

覚えておきましょう!

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