あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問58 (午前 問58)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問58(午前 問58) (訂正依頼・報告はこちら)

低血糖症状はどれか。
  • 多飲
  • 徐脈
  • 発汗
  • 頻尿

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この過去問の解説 (2件)

01

発汗 が低血糖でよくみられる症状です。

血糖が急に下がると交感神経が活発になり、冷や汗をかいたり手が震えたりします。

 

選択肢1. 多飲

のどが渇いて水を大量に飲むのは高血糖(糖尿病)の代表的な症状で、低血糖とは結び付きません。

選択肢2. 徐脈

低血糖時は交感神経が刺激され、むしろ脈が速くなる傾向があります。

脈が遅くなることは通常ありません。

選択肢3. 発汗

交感神経の反射で冷や汗が出るのが特徴です。

手掌や額にじっとりとした汗をかくことが多く、低血糖のサインとして重要です。

選択肢4. 頻尿

血糖が高いと尿に糖が出て浸透圧によって尿量が増えます。

低血糖では頻尿は生じません。

まとめ

低血糖は「交感神経症状(発汗・動悸・手の震え)」と「脳のブドウ糖不足症状(めまい・意識低下)」が中心です。

多飲や頻尿はむしろ高血糖で起こるので混同しないようにしましょう。

 

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02

高血糖(糖尿病)と低血糖の違いをしっかりと覚えておくことが重要となります。

選択肢1. 多飲

多飲は高血糖で見られる症状です。

血液中の浸透圧異常によるものとされています。

よって✕です。

選択肢2. 徐脈

低血糖になると頻脈になります。

低血糖になると血流を促し血糖値を上げようとするため頻脈になります。

よって✕です。

選択肢3. 発汗

低血糖になると交感神経が亢進状態になります。

つまり、体を活動的になるように動かします。

そのため脈の上昇や発汗が促されます。

しかし血管の収縮も行われているため皮膚は冷たいまま発汗が促されます。

よって〇です。

選択肢4. 頻尿

頻尿は高血糖の症状です。

腎臓の動きが活発になるため頻尿となります。

よって✕です。

まとめ

低血糖のその他の症状として

顔面蒼白やひどくなると頭痛、生あくび、手足の震え、痙攣などになります。

早期に対処(糖分接種)をして、体を楽な姿勢で休めてあげることが重要です。

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