美容師の過去問
第29回
美容理論 問46

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問題

第29回 美容師国家試験 美容理論 問46 (訂正依頼・報告はこちら)

ヘアブリーチに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • 脱色のムラをなくすために、毛先から根元まで均等に塗布する。
  • 染まりにくいフロントラインから塗布する。
  • 酸化剤を主成分とする第1剤とアルカリ剤を主成分とする第2剤を用いる。
  • ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。」で、正しい文章です。

他は誤った文章です。

選択肢1. 脱色のムラをなくすために、毛先から根元まで均等に塗布する。

脱色のムラをなくす為には、根元の塗布量は少なめに、毛先の塗布量は多めにします。これは、根元付近は体温で明るくなりやすくなる為です。

選択肢2. 染まりにくいフロントラインから塗布する。

カラーの際は、染まりにくい部分から塗布していきます。基本的にフロントは染まりやすいのですが、ネープ付近は染まりにくいので、ネープ付近から塗り始めます。(ただし白髪染めの場合はフロントから塗布する場合もあります。)

選択肢3. 酸化剤を主成分とする第1剤とアルカリ剤を主成分とする第2剤を用いる。

カラーの1剤の主成分は酸化剤ではなくアルカリ剤です。2剤の主成分はアルカリ剤ではなく酸化剤です。

選択肢4. ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。

ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になります。これは、ブリーチ剤の働きで黒髪のメラニン色素が分解されていく為です。

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02

正解 「ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。

他は誤りです。

選択肢1. 脱色のムラをなくすために、毛先から根元まで均等に塗布する。

均一に塗布するのではなく、根元は薄く毛先は多く塗布します。

選択肢2. 染まりにくいフロントラインから塗布する。

染まりづらい部分から塗布をしてゆきます。フロントは染まりやすく、ネープは染まりづらい部分となります。

選択肢3. 酸化剤を主成分とする第1剤とアルカリ剤を主成分とする第2剤を用いる。

ヘアブリーチ剤において、第1剤はアルカリ剤、第2剤は酸化剤となります。

選択肢4. ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。

毛髪のアンダートーンとは、毛髪が持っている下地となる色味のことです。色味はメラニン色素により作られます。メラニン色素の含有量が多ければ、レベルは低く(暗く)なり、色調は黒く見えます。

暗褐色の毛髪を脱色(ブリーチ)していくと、ブリーチ度に応じて毛髪のレベルと色調が変化してゆきます。

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03

正解は、「ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。」です。

選択肢1. 脱色のムラをなくすために、毛先から根元まで均等に塗布する。

脱色のムラをなくすために、根元より毛先の塗布量を多くします。

選択肢2. 染まりにくいフロントラインから塗布する。

染まりにくいネープラインから塗布します。

選択肢3. 酸化剤を主成分とする第1剤とアルカリ剤を主成分とする第2剤を用いる。

アルカリ剤を主成分とする第1剤と酸化剤を主成分とする第2剤を用います。

選択肢4. ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になる。

ブリーチ剤を塗布すると黒髪は時間の経過とともに、アンダートーンが変化した色になります。

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