美容師の過去問
第30回
公衆衛生・環境衛生 問10
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問題
第30回 美容師国家試験 公衆衛生・環境衛生 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
わが国の水道に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 浄水操作は、沈砂 → ろ過 → 沈殿 → 消毒の順に行われる。
- 簡易水道にも上水道と同じ水質基準が適用される。
- 浄水処理に薬品を使用する沈殿は、禁止されている。
- 水道水の塩素による消毒は、任意である。
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この過去問の解説 (4件)
01
1 浄水操作は、沈砂→沈殿→ろ過→消毒です。
2 簡易水道にも上水道と同じ水質基準が適用されます。
3 浄水処理には、薬品を使用します。
4 水道水の塩素による消毒は、義務である。
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02
1【誤り】浄水操作は、沈砂→沈殿→ろ過→消毒の順に行われます。
2【正しい】簡易水道にも上水道と同じ水質基準が適用されます。
3【誤り】浄水処理の際は、薬品を使用し沈殿処理をする方法は禁止されておりません。
4【誤り】水道水の塩素による消毒は規定されており、任意ではありません。
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03
1.①沈砂→②沈殿→③ろ過→④消毒 です。
2.簡易水道にも上水道と同じ水質基準が適用されます。
簡易水道・・・給水人口5000人以下
上水道・・・・給水人口5001人以上
3.ろ過によって99%の細菌が除去されますが、完全に除去するために、塩素が加えられます。
4.水道法では、遊離残留塩素量が0.1mg/ℓ(結合残留塩素量は0.4mg/ℓ)以上に保持されるよう塩素消毒をすることが規定されています。
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04
1→浄水操作は、沈砂→沈殿→ろ過→消毒の順に行われます。
3→
普通沈殿:原水を沈殿池にゆっくり流して浮遊物や微細な土砂を沈降させます。
薬品沈殿:薬品(硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウム)を加えて微生物や微粒子を凝集させて沈降させます。
4→水道法で、給水栓で測定して、遊離残留塩素量が0.1mg/ℓ(結合残留塩素量は0.4mg/ℓ)以上に保持されるよう、塩素消毒をすることが規定されています。
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