美容師の過去問
第39回
皮膚科学 問28
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第39回 美容師国家試験 皮膚科学 問28 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 脂腺の発育は女性ホルモンの刺激によって行われ、一般に女性は男性より皮脂の分泌量が多い。
- 皮膚では、日光中の紫外線照射によってビタミンDがつくられる。
- 頭毛、眉毛(まゆげ)、睫毛(まつげ)、鼻毛などは、それぞれ頭の皮膚、目及び鼻腔に対する有害な機械的刺激やゴミなどを防ぐ役割をしている。
- 爪は、爪母の一部が侵されると、その部分の爪は変形したり、再生できなくなる。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (4件)
01
1 誤っています。
脂腺の発育は男性ホルモンの刺激による部分が大きく、一般的には男性の方が女性より分泌量が多いです。
2 設問のとおりです。
日光を浴びることにより、体内でビタミンDが生成されます。ビタミンDは食品から摂取することも可能です。
3 設問の通りです。
毛は、体の各部位を外的刺激から守る役割を持っています。
4 設問の通りです。
爪の変形や異常は、爪母(そうぼ)あるいはその周辺に問題があるときに起こります。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
02
正解は1です。
脂腺の発育には男性ホルモンの刺激が関係していて、一般に女性よりも男性の方が脂腺の発育が良く、皮脂の分泌量が多い傾向にあります。
1が誤った説明です。
紫外線の照射によって、皮膚内の7-デビドロコレステロールでビタミンDが産生されます。
2は正しい説明です。
体毛のうち頭毛は頭皮を、眉毛・睫毛は眼球を、鼻毛は鼻腔を、それぞれ有害な機械的刺激やゴミなどから守る役割を持っています。
3も正しい説明です。
爪の根元付近にあり、新しい爪の生成に関わっている爪母が損傷すると、爪が変形したり新しい爪が作られなくなったりします。
4も正しい説明です。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
皮脂の分泌量は男性ホルモンが大きく影響しており、そのため一般的に男性の方が皮脂が多くなります。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
04
皮脂の分泌量は、男性の方が女性に比べて約2~3倍多いと言われています。
女性は、20代から徐々に皮脂の分泌量は減少していきますが、男性は50代頃までほぼ分泌量は変わりません。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問27)へ
第39回問題一覧
次の問題(問29)へ