美容師の過去問
第40回
美容の物理・化学 問40

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問題

第40回 美容師国家試験 美容の物理・化学 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

タンパク質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • ケラチンは、タンパク質どうしが強固に結合した繊維状の硬タンパク質である。
  • ペプチド結合は、ヒドロキシ基( −OH )とチオール基( −SH )の間の結合である。
  • シスチン結合は、ポリペプチド鎖間の架橋構造を構成する結合の一つである。
  • タンパク質を酸で加水分解すると、色々なアミノ酸を生じる。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は、2です。

ペプチド結合は、アミノ酸分子のアミノ基‐NH2と、その他のアミノ酸のカルボキシル基‐COOHから、水1分子が取れて縮合し、出来る形‐CONH-の結合のことを指します。

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02

正解は2です。

毛髪を構成する成分「ケラチン」は、たくさんのアミノ酸(タンパク質)が強固に結合した繊維状の硬質タンパク質です。

1は正しい説明です。

ペプチド結合(-CO-NH-)は、カルボキシル基(COOH)アミノ基(NH2)間での結合を指しています。

2が誤った説明です。

シスチン(S-S)結合は、ポリペプチド鎖間のはしごのような架橋構造を構成する側鎖結合の一つです。

3は正しい説明です

タンパク質は、たくさんのアミノ酸が結合したものなので、酸で加水分解すると色々なアミノ酸が生じます。

4も正しい説明です。

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03

正解は2です。

●タンパク質は約20種類のアミノ酸が結合してできた、高分子化合物です。

1.ケラチンは、タンパク質どうしが強固に結合した繊維状の硬タンパク質で、弾力性があります。また、髪の毛や爪、皮膚の角質層を形成する成分です。

2 . ペプチド結合は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)の間の結合です。

3 . シスチン結合は、ポリペプチド鎖間の架橋構造を構成する結合の一つです。また、髪の毛の中にあるシスティン分子が2個結合したもので、弾力性があります。

4.タンパク質を酸で加水分解すると、色々なアミノ酸を生じます。

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04

2番が正解です。

ペプチド結合は、アミノ基(-NH2)とカルボシキル基(-COOH)の間の結合です。

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