美容師の過去問
第47回
文化論及び美容技術理論 問12
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
第47回 美容師国家試験 文化論及び美容技術理論 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
酸化染毛剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- カラーチェックは、1か所で行う。
- 頭髪全体を明るくする場合は、細かいブロックに分けて、ネープから塗布する。
- おしゃれ染の場合は、先に中間部と毛先に塗布し、希望色に近づいたら根元部分に塗布する。
- 白髪は染まりにくいので、多い部分から塗布し、放置時間を長めにする。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
酸化染毛剤の染毛技術についての問題です。
染まりやすい部分(バージンヘアの場合)
・根元 ・頭頂部 ・こめかみ
染まりにくい部分(バージンヘアの場合)
・毛先 ・フロント ・もみあげ ・ネープ
→基本は染まりにくい部分から塗布していきます。
カラーチェックは、1か所で行う。・・・✕
部分によって染まりやすさなどが違うので、数か所で行うのが望ましいので誤りです。
頭髪全体を明るくする場合は、細かいブロックに分けて、ネープから塗布する。・・・〇
正しい文章です。
おしゃれ染の場合は、先に中間部と毛先に塗布し、希望色に近づいたら根元部分に塗布する。・・・〇
正しい文章です。
白髪は染まりにくいので、多い部分から塗布し、放置時間を長めにする。・・・〇
正しい文章です。
【カラーチェックは、1か所で行う。】が誤った文章なので、この問での正解です。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
酸化染毛剤に関する問題です。
酸化染毛剤と永久染毛剤で現在使用されているほとんどのものが酸化染毛剤です。
✕・・・・染まりやすい箇所(頭頂部周辺、こめかみ)、染まりにくい箇所(ネープ、もみあげ、フロント)があるため、一か所ではなく複数箇所でのチェックが望ましいです。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
◯・・・・正しい文章です。
カラーチェックは、1か所で行う。が誤った文章のため、この問の正解になります。
酸化染毛剤と酸性染毛剤は名称が似ているため、違いや特徴を理解しておくと良いです。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
【酸化染毛剤の特徴】
・染料はシャンプーなどで除去されることがないので、効果は長期間持続します。
・白髪染めやおしゃれ染めとして利用されています。
・アルカリ剤に酸化染料を加えた第一剤と、酸化剤を用いた第二剤があります。
これらを参考に、誤っている選択肢を選びましょう。
×…誤り
カラーチェックは1か所だけではなく、異なる部分で数か所で行います。
◎…正しい
頭皮全体を明るくする場合には、細かくブロッキングしたあとに、ネープから薬剤を塗布するのが基本です。
◎…正しい
おしゃれ染めの場合には、頭皮の熱が伝わりにくく、薬剤の作用に時間がかかる中間部と毛先から薬剤を塗布します。その後に、希望色に近づいたら根元部分に薬剤を塗布します。
◎…正しい
白髪は一般的に染まりにくいため、白髪の多い部分から塗布し、放置時間を長めにすることで均一に染まるように工夫します。
ヘアカラー剤に関する問題では、その種類から実際の施術の注意点まで、しっかりと覚えておきましょう。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問11)へ
第47回問題一覧
次の問題(問13)へ