美容師 過去問
第48回
問41 (文化論及び美容技術理論 問1)
問題文
次の明治時代の女性の髪型のうち、束髪に該当するものはどれか。
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問題
美容師 国家試験 第48回 問41(文化論及び美容技術理論 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の明治時代の女性の髪型のうち、束髪に該当するものはどれか。
- 桃割れ
- 結綿
- 二百三高地髷(まげ)
- 銀杏返し
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この過去問の解説 (3件)
01
束髪はそこまで多くないため、余裕がある方はすべて覚えられるといいでしょう。
時間がない方は二百三高地髷とまがれいとあたりをまず覚えてください。
下が桃のように割れた髪型で、若い人の髪型でした。
ほかに、若い人の髪型としては唐人髷などがありました。
明治時代、町屋の娘の髪型でした。
このように髪をみれば身分などもわかりました。
二百三高地髷は、日露戦争が始まる頃に流行した束髪です。
日露戦争の戦地となった、二百三高地が名前の由来です。
銀杏返しは、若い人から年配者までオールマイティに結われていました。
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02
美容技術理論に関する問題です。
束髪とは
明治時代に洋髪の影響を受けて生まれた簡便な結髪を言います。手間のかかる日本髪に対して考案されました。
代表的な西洋束髪
・西洋上げ巻き・西洋下げ巻き・イギリス結び・まがれいと
その他の束髪
・夜会巻き・ひさし髷・二百三高地髷
✕・・・・誤った選択肢です。日本髪の名称になります。
✕・・・・誤った選択肢です。日本髪の名称になります。
◯・・・・正しい選択肢です。
✕・・・・誤った選択肢です。日本髪の名称になります。
よって、【二百三高地髷(まげ)】が束髪に該当します。
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03
明治時代の女性たちの髪型は、束髪と日本髪に分かれており、またそれぞれに種類があります。問題を見ていきましょう。
桃割れは、日本髪であり、桃のかたちのような髷が特徴的です。少女たちに流行し、時代劇でも町娘がしている、よく知られた髪型です。
よって誤りです。
結綿は、島田髷の一種の日本髪であり、中央をしぼりちりめんで結んだ髪型です。
よって誤りです。
二百三高地髷は、束髪であり、髪を頭頂部で高くまとめる髪型です。日露戦争後に流行しました。
よって正しいです。
銀杏返しは、日本髪であり、上に記した桃割れも、この銀杏返しの一種です。少女だけでなく、30代以上の女性にも結われる髪型です。
よって誤りです。
髪型を文字で見るだけではなかなか記憶に残りにくいと思います。
代表的な髪型は、一度、写真や図を見ておきましょう。
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