調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問119

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 薬学一般 問119 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5は用量と効果、毒性について述べたものである。誤っているものはどれか。1つ選びなさい。
  • 用量-反応曲線で使われるED50とは約50%の効果が生じる量を指す。
  • 危険域と致死量域は同義である。
  • 用量-反応曲線で作用が現れてくる最低の濃度を最小有効濃度という。
  • 最小致死量を超えて致死量域に達すると、死に至る。
  • 腎臓の機能が衰えてくると、薬の作用している時間が長くなる。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「危険域と致死量域は同義である。」です。

薬物の効果や毒性に関する用語の知識が問われていました。

選択肢1. 用量-反応曲線で使われるED50とは約50%の効果が生じる量を指す。

正しい記述です。

ED50は50%有効量とも呼ばれ、投与した集団の半分に主作用が現れる量のことを言います。

選択肢2. 危険域と致死量域は同義である。

誤った記述です。

用量反応曲線には、有効量、中毒量、致死量があり危険域と致死量域は同義とはなりません。

選択肢3. 用量-反応曲線で作用が現れてくる最低の濃度を最小有効濃度という。

正しい記述です。

選択肢4. 最小致死量を超えて致死量域に達すると、死に至る。

正しい記述です。

最大耐量とも呼ばれ、最小致死量を超えると致死作用が現れ始めます。

選択肢5. 腎臓の機能が衰えてくると、薬の作用している時間が長くなる。

正しい記述です。

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02

用量と効果、毒性に関する問題です。

選択肢1. 用量-反応曲線で使われるED50とは約50%の効果が生じる量を指す。

正しい記述です。

選択肢2. 危険域と致死量域は同義である。

誤りです。

危険域と同義なのは中毒域です。

選択肢3. 用量-反応曲線で作用が現れてくる最低の濃度を最小有効濃度という。

正しい記述です。

選択肢4. 最小致死量を超えて致死量域に達すると、死に至る。

正しい記述です。

選択肢5. 腎臓の機能が衰えてくると、薬の作用している時間が長くなる。

正しい記述です。

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