調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問146

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問題

調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 保険薬局業務 問146 (訂正依頼・報告はこちら)

次の1~5はリフィル処方箋の取り扱いについて述べたものである。誤っているのはどれか。1つ選びなさい。
  • 湿布薬が含まれている場合、リフィル処方箋として扱えない。
  • リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後4日以内とする。
  • 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。
  • リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。
  • 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は「リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後4日以内とする。」です。

アメリカなどでは以前より導入されていた制度ですが、日本では2022年4月より導入されました。

選択肢1. 湿布薬が含まれている場合、リフィル処方箋として扱えない。

正しい記述です。

新薬、向精神薬など投薬量に限度が定められている医薬品及び湿布薬は、リフィル処方箋の対象外となります。

選択肢2. リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後4日以内とする。

誤った記述です。

リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、次回調剤予定日のその前後7日以内とすることとなっています。

選択肢3. 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。

正しい記述です。

通常の処方箋と大きく様式が変わりませんので注意が必要です。

選択肢4. リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。

正しい記述です。

リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うこと。となっています。

必要に応じて情報提供、必要であれば調剤をせずに受診勧奨を行うこともあります

選択肢5. 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。

正しい記述です。

2回目以降の保険薬局の変更は可能ですが、継続的な管理のため設問のような対応が求められます。

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02

リフィル処方箋の取り扱いに関する問題です。

選択肢1. 湿布薬が含まれている場合、リフィル処方箋として扱えない。

正しいです。

選択肢2. リフィル処方箋を使った2回目以降の調剤については、前回の調剤日を起点とし、当該調剤に係る投薬期間を経過する日を次回調剤予定日とし、その前後4日以内とする。

誤りです。

文末の「その前後4日以内」の部分が誤りです。

正しくは「その前後7日以内」です。

選択肢3. 保険医が処方箋の「リフィル可」の欄にレ点をいれたものがリフィル処方箋である。

正しいです。

選択肢4. リフィル処方箋により調剤した場合は、調剤した内容、患者の服薬状況等について必要に応じ処方医へ情報提供を行うことになっている。

正しいです。

選択肢5. 保険薬局の保険薬剤師は、リフィル処方箋の交付を受けた患者に対して、継続的な管理を要するため、同一保険薬局での調剤を受けるよう説明する必要がある。

正しいです。

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