調剤報酬請求事務技能認定試験の過去問 | 予想問題
2023年3月公開問題
問143
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問題
調剤報酬請求事務の過去問/予想問題 2023年3月公開問題 医事法規一般 問143 (訂正依頼・報告はこちら)
次の1~5のうち、介護保険の特定疾病に該当しないものはどれか。1つ選びなさい。
- もやもや病
- 筋萎縮性側索硬化症
- 脊柱管狭窄症
- 脊髄小脳変性症
- 早老症
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この過去問の解説 (2件)
01
該当しないものは「もやもや病」です。
もやもや病は難病法の特定医療費の対象病名ですが、介護保険の特定疾病ではありません。
介護保険の第2号被保険者の要介護認定を受ける条件が特定疾病によるものとなっています。介護保険法施行令に規定されている特定疾病は全部で16あります。
16の疾病は以下のとおりです。
1.がん
2.関節リウマチ
3.筋委縮性側索硬化症
4.後縦靭帯骨化症
5.骨折を伴う骨粗鬆症
6.初老期における認知症
7.進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
8.脊髄小脳変性症
9.脊柱管狭窄症
10.早老症
11.多系統萎縮症
12.糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症
13.脳血管疾患
14.閉塞性動脈硬化症
15.慢性閉塞性肺疾患
16.両側の股関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
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02
正解は「もやもや病」です。
もやもや病は指定難病としては指定されていますが、2023年現在介護保険の特定疾病には該当しません。
特定疾病とは、加齢に伴う心身の変化によって要介護状態となる心身の障害を生じさせると認められる疾病のことです。
もやもや病とは脳の血管に異常が起こる病気です。
発病の原因ははっきりとはわかっていません。
ALSとも呼ばれる病気で、全身の筋肉に力が入らなくなってしまう病気です。
脊柱管狭窄症とは背骨内部にある神経や脊髄の集まる脊柱管という部位が狭くなる病気です。
これによりしびれや痛みを生じます。
脊髄小脳変性症とは小脳などの神経細胞に障害が起き、
手足の震えや呂律が回らないなどの症状が出る病気です。
早老症とは実年齢よりも早く老化がみられる病気です。
先天的なものから、紫外線などの被ばく等による後天的なものもあります。
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