調剤報酬請求事務技能認定 予想問題
2023年3月公開問題
問164 (薬学一般 問164)

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問題

調剤報酬請求事務技能認定試験 2023年3月公開問題 問164(薬学一般 問164) (訂正依頼・報告はこちら)

2種類以上の薬を併用したときに、お互いの効果を足し合わせた以上に効果が増強するものを何というか。次の1~5の中から1つ選びなさい。
  • 相加作用
  • 興奮作用
  • 拮抗作用
  • 相乗作用
  • 抑制作用

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「相乗作用」です。

設問文のとおりです。

選択肢1. 相加作用

誤りです。

相加作用は2種類以上の薬を併用したときに、お互いの効果を足し合わせただけの効果しか得られないものを指します。

選択肢2. 興奮作用

誤りです。

興奮作用は脳を刺激し、興奮させる働きのことです。

選択肢3. 拮抗作用

誤りです。

2つ以上の医薬品を使用したときに、それぞれの働きを打ち消してしまうような作用をいいます。

選択肢5. 抑制作用

誤りです。

脳に働きかけ、気分を沈めたり、眠気を誘ったりする作用です。

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02

正しい選択肢は、「相乗作用」です。

二種類以上の薬剤を併用したときに影響を及ぼす作用を相互作用と言います。

相互作用には、いくつか種類があります。

相加作用→薬剤の作用が加わった作用

相乗作用→相加作用以上にお互いの効果を高めあう作用

拮抗作用→お互いの効果を弱めあう作用

選択肢2. 興奮作用

相互作用ではありません。

薬剤によって、体の機能が強くなる作用のことです。

選択肢5. 抑制作用

相互作用ではありません。

薬剤によって、体の機能が弱くなる作用のことです。

参考になった数1

03

正解は「相乗作用」です。

 

2種類以上の薬を併用することで副作用が起こりやすくなったり、

より重篤な症状が出やすくなる場合もあるので飲み合わせは必ず確認する必要があります。

選択肢1. 相加作用

相加作用とは、お互いの効果を足し合わせた程度に効果が増強することです。

選択肢2. 興奮作用

興奮作用とは身体の生理機能を亢進させる作用のことを言い、

身近なものではカフェインやアドレナリンがあります。

選択肢3. 拮抗作用

拮抗作用とは、

相加作用、相乗作用とは逆でお互いに薬効を弱めあう作用のことです。

選択肢5. 抑制作用

抑制作用とは興奮作用の逆で、生理機能を抑制する作用のことです。

 

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