英検® 2級 予想問題
問120

正解は1です。

主節の文に「would+原形」が入っていることから、
仮定法過去の文章と考えられます。
★仮定法：事実と異なることに使う文法
仮定法過去は「If S 過去形～, S would 原形・・・」ですから、過去形のwereを選びます。
（would以外にはcouldやmightも使えます）
would→～だろうに
could→～できるのに
might→～かもしれないのに
の識別を覚えておきましょう。

もちろんIf節内で現在形を使うこともできますが、
それは「直説法」の場合です。
★直説法：事実or事実となりうることに対して使う文法
ex. If it is sunny, let's go to the park.（もし晴れたら公園に行こうよ）
→実際に晴れる可能性はある時

正解は1番です。文法（仮定法）の問題です。

空白には were が入ります。
本問は仮定法過去の文です。仮定法過去とは、現在の事実と反対のことを仮定したり、想像したり、願望したりするときに使われる手法です。
基本的な文の作り方は、

→ If + 主語 + （助）動詞の過去形 ～ , 主語 + would（could, should, might） + 動詞の原形 ～ .　

で、日本語の意味は、

→ 「もし～なら、～だろう（～できるのに、～すべきだ、～かもしれない）」です。

そして、本問では空白に入る be動詞の種類が問われていますが、仮定法過去の if節の中で be動詞を使うときは were を使います。
したがって、選択肢1.が正解です。

訳 : もし私が君なら、渋滞を避けるために他の道を使うだろう。

正解：①

Ifが先頭に来ていて、その節に動詞がないので、動詞を答える問題だとわかります。

この問題の場合、主節の助動詞と動詞がwould takeとなっているので仮定法を使った文章であるとわかります。

仮定法を整理すると

現在のことについて「こうだったら、こうする」→If節に過去形、主節に現在形
過去のことについて「あのときこうだったら、こうしたのに」→If節に過去完了形、主節に現在完了形

となります。
選択肢の過去形は①wereしかないので①を選びます。
通常、Iに対応する過去形はwasですが、仮定法を強調するためにwereが好まれる傾向にあります。

仮定法の問題です。
仮定法か見抜くポイントとしては、
if節がある、
後半の文が助動詞の過去形になっていること…
などがあります。

後半の文を見ると、would takeとあるので仮定法過去
If 主語+動詞の過去形（be動詞の場合wereが多い）,
主語+助動詞の過去形+動詞の原形
という形になります。

よって正解は、
1.were
となります。
2.beはbe動詞の原形、3.amと4.areはbe動詞の現在になりますので当てはまりません。

訳：
もし私があなたなら、交通渋滞を避けるため別の道を使うでしょう。