自動車免許の過去問 | 予想問題
普通自動車免許
問97

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問題

普通自動車免許 学科試験 問97 (訂正依頼・報告はこちら)

ブレーキをかけてから車が停止するまでの距離は、速度が同じであれば路面の状態に関係なく常に一定である。
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この過去問の解説 (2件)

01

ブレーキをかけてから車が停止するまでの距離(制動距離)は,速度が同じであっても路面の状態によって変わります。

運転者が危険を感じてからブレーキを踏み,ブレーキが効き始めるまでに進む距離を「空走距離」といい,ブレーキを扱ってから車が停止するまでの距離を「制動距離」といいます。この2つを合わせたのが,車が停止するのに必要な距離である停止距離となります。

ここで,制動距離は速度が同じあっても,路面の状態によって大きく変わってきます。すべりにくさを数値化したものを「摩擦係数」といい,この数値が大きいほど滑りにくく,逆に小さいほど滑りやすくなります。摩擦係数は,道路が乾燥している時よりも濡れている時の方が小さく(滑りやすい),コンクリートやアスファルトで舗装されている道路よりも砂利道や鉄板の上などの方が小さくなります(滑りやすい)。

また,重い荷物を積んでいたり,タイヤがすり減っている場合,制動距離がさらに長くなります。

滑走しないようにブレーキを扱うには,停止位置目標まで十分な距離がある位置からブレーキペダルを軽く踏んでブレーキランプを2~3回程度点滅させて後続車に注意を促し(ポンピングブレーキ),徐々にブレーキを強くして停止位置に静かに停止できるよう,ブレーキを上手く加減して停止位置直前でブレーキを緩めます。

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02

ブレーキをかけてから車が停止するまでの距離(制動距離)は、速度が同じでも路面の状態により変化します。

雨や雪により路面が濡れていたり凍結していたりする場合は、摩擦が少なく止まりにくいため制動距離は長くなります。

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