医療事務技能審査試験(医科)の過去問 | 予想問題
2022年8月公開問題
問30

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問題

医療事務の過去問/予想問題 2022年8月公開問題 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

枝番についての説明で、正しいものを一つ選びなさい。
  • 令和3年9月診療分から保険証に枝番があるものは、レセプトに記載が必要となった。
  • 保険証に枝番がないものについては、枝番がつくまでレセプト提出は出来ない。
  • 枝番の記載が必要なのは、国民健康保険だけである。
  • 70歳~74歳までの方は、高齢受給者証の枝番をレセプトに記載する。
  • 枝番の番号は、01番~10番までと決まっている。

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この過去問の解説 (3件)

01

枝番とは、個人を識別するために被保険者証へ記載される保険者が付した任意の番号のことです。

選択肢1. 令和3年9月診療分から保険証に枝番があるものは、レセプトに記載が必要となった。

〇レセプト記載が必要になったのは令和3年9月分のレセプトからなので正しいです。

選択肢2. 保険証に枝番がないものについては、枝番がつくまでレセプト提出は出来ない。

×新たに発行した保険証に枝番がつくようになっているため、保険証に枝番がついていなければレセプトに記載する必要はありません。

選択肢3. 枝番の記載が必要なのは、国民健康保険だけである。

×枝番は、国民健康保険と社会保険の両方で記載があれば必要となります。

選択肢4. 70歳~74歳までの方は、高齢受給者証の枝番をレセプトに記載する。

×高齢受給者証に枝番が入っていても、保険証に枝番がなければレセプトに記載する必要はありません

同様に限度額適用認定証等に記載があっても保険証に枝番がなければ、レセプトに記載する必要はありません。

選択肢5. 枝番の番号は、01番~10番までと決まっている。

×枝番は被保険者が00となり、家族が順番に01、02・・・と続いていきます。

まとめ

高齢受給者証を持っている人で家族の人は、保険証が01、高齢受給者証が00と枝番が異なるため、保険証の枝番を入力するようにしましょう。

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02

枝番に関する問題です。

選択肢1. 令和3年9月診療分から保険証に枝番があるものは、レセプトに記載が必要となった。

正しい記述です。

選択肢2. 保険証に枝番がないものについては、枝番がつくまでレセプト提出は出来ない。

保険証に枝番がないものは、枝番がない状態でレセプトを提出します。

選択肢3. 枝番の記載が必要なのは、国民健康保険だけである。

社会保険も国民健康保険も、枝番の記載があるものは、枝番をつけてレセプトを提出します。

後期高齢者医療の保険には、枝番はありません。

選択肢4. 70歳~74歳までの方は、高齢受給者証の枝番をレセプトに記載する。

70歳~74歳までの方は、高齢受給者証に枝番がついていても、健康保険証の枝番を入力し、レセプトを提出します。

選択肢5. 枝番の番号は、01番~10番までと決まっている。

枝番の番号は、2桁となっていますが、01~10番とは決まっていません。

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03

オンライン資格確認に伴い、令和3年4月から被保険者証の番号の次に枝番がつけられるようになりました。それに関する問題です。

選択肢1. 令和3年9月診療分から保険証に枝番があるものは、レセプトに記載が必要となった。

正しいです。

文のとおりです。

選択肢2. 保険証に枝番がないものについては、枝番がつくまでレセプト提出は出来ない。

誤りです。

冒頭に記したように令和3年4月1日以降の被保険者証に枝番がつけられるようになりました。

枝番がないものはそのままの表記でレセプトの提出を行います。

選択肢3. 枝番の記載が必要なのは、国民健康保険だけである。

誤りです。

冒頭にも記しましたが、オンライン資格認証に伴い設けられたものです。

社保・国保の両方にあります。

選択肢4. 70歳~74歳までの方は、高齢受給者証の枝番をレセプトに記載する。

誤りです。

レセプトに関係あるのは被保険者証の枝番です。

選択肢5. 枝番の番号は、01番~10番までと決まっている。

誤りです。

枝番は2桁ですが、01~10とは限りません。

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