ITパスポートの過去問 平成29年度 秋期 マネジメント系 問45

選択肢を一つずつ見ていきましょう。

１．対策が完了していないもののみ報告していると、対策が完了したもののうち、適切に対策がなされていなかったものを見逃す可能性があります。
よって、誤りです。

２．納品時の報告のみではその時点で問題が発生していた場合に、納期に間に合わなくなります。
よって、誤りです。

３．ベンダ側の作業で発生した問題をすべて定例会議で確認することで、適切に作業が進められているか確認できます。
よって、正解です。

４．各工程の完了時にのみの報告ではその時点で問題が発生していた場合に後戻りが発生します。
よって、誤りです。

正解： 3 . ベンダ側の作業について、進捗と品質の状況及び発生した問題の全ての対策内容を、定例会議の報告で確認する。
解説：　
　対策が完了していないもの、納作業で発生した進捗と品質に影響する問題とその対策、各工程の完了時に報告などすべてについて、進捗状況を定例会議で報告する必要があります。

完了していないもののみを報告するだけでは、完了したものの対策など不明瞭な部分が多くなってしまいます。
よって、1は不正解です。

納期時での報告ではなく、問題が発生した都度定例会議で報告する必要があります。
よって、2は不正解です。

全ての問題を報告することで、適切にシステム開発が進められていることを確認できます。
よって、3が正解です。

各工程の完了時のみの報告でなく、進捗や問題も共有する必要があります。
よって、4は不正解です。