ITパスポートの過去問
令和2年度 秋期
テクノロジ系 問71

表計算ソフトに関する仕様の提示が不充分ですが、ここでは、最も普及している表計算ソフトと同様な以下のような仕様だと解釈します。

仕様１

"条件付個数(B2:D2,＞15000)"　は　B2～D2のセルの数値が15000以上の個数が数えられて表示される。

仕様２

式を別の行に複写すると、列は相対参照となる。
E2の式をE4に複写すると、
"条件付個数(B4:D4,＞15000)" となる。


つまり、B4～D4の15000以上の数値の個数が回答となります。


したがって、３が正解です。

式「条件付個数（B2:D2,＞15000）とは、B2～D2にある値で、15000より大きいセルの個数を返す式になります。

つまり、E2には、商品Aの1月から3月までで、15000より大きい月の数がセットされます。

この式をE4に複写した際、式における範囲は、B4:D4に置き換わります。

そのため、E4に表示される値は、商品Cの1月から3月までで、15000より大きい月の数になり、該当するのは、C4の2月とD4の3月の２つになります。

よって、３が正解です。

セルE2の式「条件付個数（B2:D2, ＞15000）」が複写されますので、E4に入る式は「条件付個数（B4:D4, ＞15000）」になります。
式の内容は「B4からD4の中で、15000より多い売上額の個数」になりますので、当てはまるのはC4とD4になります。
よって表示される値は「２」になりますので、3が正解です。