ITパスポートの過去問
令和6年度
ストラテジ系 問1
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問題
令和6年度 ITパスポート試験 ストラテジ系 問1 （訂正依頼・報告はこちら）
マーケティングオートメーション（MA）に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 企業内に蓄積された大量のデータを分析して、事業戦略などに有効活用する。
- 小売業やサービス業において、販売した商品単位の情報の収集・蓄積及び分析を行う。
- これまで人間が手作業で行っていた定型業務を、AI や機械学習などを取り入れたソフトウェアのロボットが代行することによって自動化や効率化を図る。
- 見込み顧客の抽出、獲得、育成などの営業活動を効率化する。
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この過去問の解説 （3件）
01
この問題は用語の理解を問う問題です。今回の問題ではマーケティングオートメーションを説明している文章を選べば正解です。
マーケティングオートメーションとは、「顧客の情報を一元管理し、マーケティングを効率化・自動化する仕組みやツール」のことを指します。
【もう一つの解答の導き方】
この設問は、用語を忘れてしまっていても解答可能です。
マーケティングオートメーションを「マーケティング」と「オートメーション」に分けてみましょう。
「マーケティング」とは、顧客や社会のニーズをつかみ、ニーズにあった製品・サービスを顧客に買わせる仕組みを作ることです。
「オートメーション」とは、ITや機械などで自動化し、業務を効率化することです。
この2つの用語の意味が両方とも含まれている選択肢を選んでも正解はできます。
「データマイニング」に関する記述です。
蓄積された大量のデータをAIや統計学を用いて分析し、会社の経営方針などを決める際の参考資料にします。
【もう一つの解答の導き方】で解答した場合、「マーケティング」と「オートメーション」に関する記述がないため、不正解となります。
「POS（Point of Sales）」に関する記述です。
商品の支払い時点で情報を収集し、仕入れ商品を決めるための資料にするための仕組みのことを指します。
商品の取引情報の他に天気や気温などの情報も収集します。
【もう一つの解答の導き方】で解答した場合、「マーケティング」に関する記述はありますが、「オートメーション」の記述がないため、不正解になります。
「RPA（Robotic Process Automation）」に関する記述です。
ソフトウェアのロボットに作業の方法を学習させ、これまで手作業で行ってきた決まった業務をロボットに代わりにやってもらう仕組みです。プログラミング知識がなくても、RPAを利用できるため、事務業務といった業務の効率化に用いられています。
【もう一つの解答の導き方】で解答した場合、「オートメーション」の記述はありますが、「マーケティング」に関する記述はありません。そのため、不正解です。
設問の通りです。
【もう一つの解答の導き方】で解答した場合でも、「マーケティング」と「オートメーション」の双方の記述があるため、正解となります。
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02
マーケティングオートメーション（MA)とは、マーケティング業務を自動化することで、
効率化を実現する仕組みやツールのことです。
データマイニングに関する記述です。
また、大量のデータのことをビッグデータと言います。
POS（Point Of Sales)に関する記述です。
POSシステムには、JANコードが採用される事が多いです。
RPA(Robotic Process Automation)に関する記述です。
工場のロボットではなく、定型的な事務作業を行うソフトウェアロボットのことです。
正解です。マーケティングオートメーション（MA)に関する記述です。
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03
マーケティングオートメーションとは、マーケティング活動を自動で行う仕組みのことです。
具体的にはメールの配信や顧客管理など、営業マンが独自で行っていた活動を管理するシステムになります。
誤り。データマイニングのことです。
誤り。POS(Point Of Sales)のことです。
誤り。RPA(Robotic Process Automation)のことです。
正しい。マーケティングオートメーションのことです。
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