JLPT(日本語能力) 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問63 (文法(文の文法1) 問3)

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問題

日本語能力試験(JLPT) 「N1レベル」2024年12月公開 問63(文法(文の文法1) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文で(   )に入る最も適切な文法要素を一つ選べ。
時間がない(   )、すぐに出発しよう。
  • として
  • ながら
  • ので
  • くせに

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この過去問の解説 (1件)

01

文章と文章をつなぐ言葉を選ぶ問題です。

接続詞は、それぞれ使えるシーンが限られています。

文章の意味が通る接続詞を探してみましょう。

 

では、問題を確認してみます。

 

選択肢1. として

として」は、立場や役割などを表すときに使う言葉です。

時間がないことは役割ではないため、この答えは間違いです。

選択肢2. ながら

ながら」は、「けれども」と同じ意味で使います。

逆接(ぎゃくせつ)」という、前の文章や言葉を否定する意味を持ちます。

「ながら」を使うと「時間がない」を否定するため、「時間がある」という意味になります。

 

時間があるならすぐに出発する必要はなく、

文章の意味が通らないため、この答えは間違いです。

選択肢3. ので

ので」は、「から」や「だから」と同じ意味で使います。

前の文章や言葉が、後ろの文章や言葉の理由になります。

 

「時間がないので(理由)、すぐに出発しよう(結果)」では、

文章の意味が通っているため、この答えが正解です。

選択肢4. くせに

くせに」は、「~なのに」「のに」の意味で使います。

通常、「くせに」には、不満や軽蔑などの感情が含まれており、

「くせに」の前にくる単語を悪く言うときに使います。

 

「時間がないのに、すぐに出発しよう」では、

意味が通らないため、この答えは間違いです。

 

まとめ

間違えた接続詞を使ってしまうと、文章全体の意味が通じなくなってしまいます。

接続する言葉の意味を正確に理解しておくことが大切です。

分からないものがあれば、調べて確認しておきましょう。

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