運行管理者(貨物)の過去問
平成28年度 第1回
実務上の知識及び能力 問41
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問題
平成28年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
荷主から貨物自動車運送事業者に対し、B地点で荷積みをし、C地点に12時に到着させるよう運送の依頼があった。これを受けて、運行管理者として運転者に対し当該運送の指示をするため、次に示す「当日の運行計画を策定するための前提条件」に基づき運行計画を立てた。この運行に関する次の【ア】について解答しなさい。なお、解答にあたっては、「当日の運行計画を策定するための前提条件」に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
〔当日の運行計画を策定するための前提条件〕
○A営業所を出庫し、30キロメートル離れたB地点まで平均時速30キロメートルで走行する。
○B地点において30分間の荷積みを行う。
○B地点から180キロメートル離れたC地点までの間、一部高速自動車国道を利用し、平均時速45キロメートルで走行して、C地点に12時に到着する。
○荷下ろし後、1時間の休憩をとる。休憩後、A営業所に帰庫するため、C地点を13時30分に出発、一部高速自動車国道を利用し、150キロメートル先のD地点まで平均時速50キロメートルで走行して到着後、15分の休憩をとる。
○D地点からA営業所まで平均時速30キロメートルで走行して、A営業所に17時45分に帰庫する。
【ア】C地点に12時に到着させるためにふさわしいA営業所の出庫時刻について、次の1~4の中から正しいものを1つ選びなさい。
〔当日の運行計画を策定するための前提条件〕
○A営業所を出庫し、30キロメートル離れたB地点まで平均時速30キロメートルで走行する。
○B地点において30分間の荷積みを行う。
○B地点から180キロメートル離れたC地点までの間、一部高速自動車国道を利用し、平均時速45キロメートルで走行して、C地点に12時に到着する。
○荷下ろし後、1時間の休憩をとる。休憩後、A営業所に帰庫するため、C地点を13時30分に出発、一部高速自動車国道を利用し、150キロメートル先のD地点まで平均時速50キロメートルで走行して到着後、15分の休憩をとる。
○D地点からA営業所まで平均時速30キロメートルで走行して、A営業所に17時45分に帰庫する。
【ア】C地点に12時に到着させるためにふさわしいA営業所の出庫時刻について、次の1~4の中から正しいものを1つ選びなさい。
- 6時30分
- 7時00分
- 7時30分
- 8時00分
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この過去問の解説 (3件)
01
出発時間の算出です。
(C地点に12時着の運行計画)
まず掛かる時間の計算です。
運転時間は、
距離÷時間 A地点~B地点 30km÷30km/h
1時間
距離÷時間 B地点~C地点 180km÷45
4時間
B地点での荷積時間が30分あるため、
合計所要時間は、1時間+30分+4時間
計 5時間30分となります。
12時から5時間30分前は、6時30分となる。
よって正解は 1.です。
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02
①が解答となります。
時間を求める計算式は【 距離 ÷ 速度 】で算出することができます。
C地点到着が12:00となりますので、
そこまでにかかる時間を算出することで
A営業所を出発する時間(出庫時間ア)を求めることができます。
・A営業所 → B地点まで = 1:00
(30km ÷ 時速30km = 1)
・B地点で「荷積み」 0:30
・B地点 → C地点 = 4:00
(180km ÷ 時速45km = 4)
それぞれに掛かる時間を合計すると「5:30」かかっています。
12時から5時間30分前は「6:30」となるため、答えは①6時30分となります。
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03
連続運転については4時間以内で、時間を求める計算方法は距離÷速度です。
これを踏まえて問題を見ていきましょう。
正解です。
B地点からC地点までの運転で4時間かかっていますが、C地点で30分以上休憩していることから違反はしていません。
連続運転時が4時間で休憩が30分以上(分割10分以上からOK)必要なことを忘れないようにしましょう。
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