運行管理者(貨物)の過去問
平成28年度 第1回
実務上の知識及び能力 問42

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問題

平成28年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

荷主から貨物自動車運送事業者に対し、B地点で荷積みをし、C地点に12時に到着させるよう運送の依頼があった。これを受けて、運行管理者として運転者に対し当該運送の指示をするため、次に示す「当日の運行計画を策定するための前提条件」に基づき運行計画を立てた。この運行に関する次の【イ】について解答しなさい。なお、解答にあたっては、「当日の運行計画を策定するための前提条件」に記載されている事項以外は考慮しないものとする。

〔当日の運行計画を策定するための前提条件〕
○A営業所を出庫し、30キロメートル離れたB地点まで平均時速30キロメートルで走行する。
○B地点において30分間の荷積みを行う。
○B地点から180キロメートル離れたC地点までの間、一部高速自動車国道を利用し、平均時速45キロメートルで走行して、C地点に12時に到着する。
○荷下ろし後、1時間の休憩をとる。休憩後、A営業所に帰庫するため、C地点を13時30分に出発、一部高速自動車国道を利用し、150キロメートル先のD地点まで平均時速50キロメートルで走行して到着後、15分の休憩をとる。
○D地点からA営業所まで平均時速30キロメートルで走行して、A営業所に17時45分に帰庫する。

【イ】D地点とA営業所間の距離について、次の1~4の中から正しいものを1つ選びなさい。
問題文の画像
  • 15キロメートル
  • 30キロメートル
  • 45キロメートル
  • 60キロメートル

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、 30キロメートルです。

(D地点とA地点 営業所との距離)

 D地点とA地点の距離を求めるには、ま

ずこの間の運転時間を求める必要があります。

 C地点~D地点までの運転時間は、

 距離÷時速 150km÷50km/h 3時間

 D地点の到着時間は16時30分

 D地点で休憩15分後 16時45分出発

 A地点へ17時45分 帰庫

 D地点からA地点の運転時間は1時間であるこ

 とが計算できます。

 距離は、時速×運転時間で求められるので、

 30km/h×1時間にて 30kmとなります。

 正解は、 30km です。

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02

30キロメートルが解答となります。

距離は【 速度 × 時間 】で算出することができます。

問題図よりD地点→A営業所までの情報をまとめます。

速度 = 平均時速30km

時間 = 1時間 

 

時間部分は図を見ただけでは判別ができませんので、

C地点からD地点を出発するまでの時間をそれぞれ算出していきます。 

C地点 → D地点まで = 3時間

 (150km ÷ 時速50km = 3)

 D地点 休憩 = 15分

 合計で3時間15分かかるため、C地点出発の13時30分から

 3時間15分後である16時45分がD地点出発となります。

 D地点 → A営業所 = 1時間

(16:45 - 17:45 の1時間)

上記により速度と時間が求められたので

【速度 × 時間】に当てはめて計算をすると

時速30km × 1時間 = 30kmとなり

30kmが解答となります。 

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03

距離を求める方程式は速度×時間です。

これを踏まえて、問題を見ていきましょう。

選択肢2. 30キロメートル

正解です。

D地点からA営業所までは、30キロで走行して1時間かかっています。

C地点からD地点まで3時間

D地点で休憩を15分

合わせて3時間15分かかるためC地点出発の13時30分から3時間15分後を足すと16時45分がD地点を出発したことになります。

16時45分〜17時45分の1時間

これを計算式に当てはめると・・・30キロ×1時間=30キロ

30キロが正解になります。

まとめ

距離や時間や速度を求める計算方法ははじきの法則を活用しましょう。

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