運行管理者(貨物)の過去問
平成28年度 第2回
実務上の知識及び能力 問39
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
平成28年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
点呼の実施等に関する次の記述のうち、適切なものは「適」を、適切でないものは「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
運行管理者は、乗務開始及び乗務終了後の運転者に対し、原則、対面で点呼を実施しなければならないが、遠隔地で乗務が開始又は終了する場合、車庫と営業所が離れている場合、又は運転者の出庫・帰庫が早朝・深夜であり、点呼を行う運行管理者が営業所に出勤していない場合等、運行上やむを得ず、対面での点呼が実施できないときには、電話、その他の方法で行っている。
運行管理者は、乗務開始及び乗務終了後の運転者に対し、原則、対面で点呼を実施しなければならないが、遠隔地で乗務が開始又は終了する場合、車庫と営業所が離れている場合、又は運転者の出庫・帰庫が早朝・深夜であり、点呼を行う運行管理者が営業所に出勤していない場合等、運行上やむを得ず、対面での点呼が実施できないときには、電話、その他の方法で行っている。
- 適
- 不適
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
問題文は不適切です。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
第7条(点呼等) 貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を
開始しようとする運転者に対し、対面により点呼を行い、
次に掲げる事項について報告を求め、及び確認を行い、
ならびに事業用自動車の運行の安全を確保するために必要な指示を
しなければならない。とあります。
点呼は対面点呼が原則です。
事務所と車庫が離れていたり、早朝深夜で運行管理者が出勤していない場合
でも対面点呼が求められます。
点呼補助者をあらかじめ選任している場合には、運行管理者の不在時等は
補助者に点呼を行わせることができます。
電話点呼で可能な場合は、遠方で乗務開始や乗務終了するために
営業所で点呼が対面で出来ない場合には例外として電話点呼をすること
ができます。
車庫と営業所が離れている、深夜、早朝などで点呼執行者が不在は、
運行上やむを得ない場合には該当しません。対面での点呼が必要です。
参考になった数17
この解説の修正を提案する
02
②不適が解答となります。
運行管理者は、乗務開始及び乗務終了後の運転者に対し、原則、対面で点呼を実施しなければならないが、遠隔地で乗務が開始又は終了する場合、車庫と営業所が離れている場合、又は運転者の出庫・帰庫が早朝・深夜であり、点呼を行う運行管理者が営業所に出勤していない場合等、運行上やむを得ず、対面での点呼が実施できないときには、電話、その他の方法で行っている。
点呼において「運行上やむを得ず、対面点呼が実施できない」とされる条件としては
・遠隔地で乗務が開始又は終了する場合 となります。
→運転者の所属事務所で点呼が受けられない場合
青字部分の
・車庫と営業所が離れている
・運転者の出庫・帰庫時間に点呼を行う運行管理者が出勤していない場合
は「やむを得ない場合」とはなりませんので注意が必要です。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
03
点呼の実施等について、以下の問題を見ながら解説していきます。
誤りです。
電話やその他の方法で点呼を行う事ができるやむを得ない場合とは、遠隔地で乗務の開始や終了するため、運転者の所属する営業所で対面点呼が実施できない場合のことを言います。
正しいです。
深夜や早朝に所属営業所で点呼を行う場合は対面点呼が必要です。
点呼の実施について、やむを得ない場合というのは運転者が遠隔地で開始や終了するときのことなので、覚えていてください。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題(問38)へ
平成28年度 第2回問題一覧
次の問題(問40)へ