運行管理者(貨物)の過去問
平成28年度 第2回
実務上の知識及び能力 問38
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問題
平成28年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問38 (訂正依頼・報告はこちら)
点呼の実施等に関する次の記述のうち、適切なものは「適」を、適切でないものは「不適」を選びなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
乗務後の点呼において、乗務を終了したらの当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況についての報告は、特に異常がない場合には運転者から求めないこととしており、点呼記録表に「異常なし」と記録している。
乗務後の点呼において、乗務を終了したらの当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況についての報告は、特に異常がない場合には運転者から求めないこととしており、点呼記録表に「異常なし」と記録している。
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この過去問の解説 (3件)
01
問題文は適切ではありません。
乗務を終了した乗務員からの当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行
の状況についての報告は、異常の有無にかかわらず、報告を求めなければなりません。
貨物自動車運送事業輸送安全規則
第7条の2 貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の乗務を終了した
運転手に対し、対面により点呼を行い、当該乗務に係る事業用自動車、
道路および運行の状況ならびに他の運転手と交替した場合にあっては
第17条第4号の規程による通告について報告を求め、
および酒気帯びの有無について確認を行わなければならない。
とあります。
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02
②不適が解答となります。
乗務後の点呼において、乗務を終了したらの当該乗務に係る事業用自動車、道路及び運行の状況についての報告は、特に異常がない場合には運転者から求めないこととしており、点呼記録表に「異常なし」と記録している。
青字部分に誤りがあります。
異常がない場合でも「異常はありません」という報告が必要となります。
運転手へは報告を求め、その記録を点呼簿に記載することとなります。
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03
乗務後の点呼について、問題を見ながら解説します。
誤りです。
異常の有無にかかわらず、運転者に対して報告を求めなければいけません。
正しいです。
特に異常等がなかった場合だったとしても、点呼者は運転者に報告を求めなければいけません。
点呼者は運転者に対して、道路及び運行の状況についての報告は絶対に受けなければなりません。
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