運行管理者（貨物）の過去問
平成30年度 第2回
貨物自動車運送事業法関係 問4

正解は２です。

貨物自動車運送事業法の第17条第２項では下記の通り定められています。

貨物自動車運送事業法

（輸送の安全）第十七条　（抜粋）

２　一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の運転者が疾病により安全な運転ができないおそれがある状態で事業用自動車を運転することを防止するために必要な医学的知見に基づく措置を講じなければならない。

よって正解は２です。

②が解答となります。

一般貨物自動車運送事業者は、事業用自動車の運転者が疾病により安全な運転ができないおそれがある状態で事業用自動車を運転することを防止するために必要な［医学的知見 ］に基づく措置を講じなければならない。

持病や加齢による肉体的な衰えなどにより、運転に影響がある場合は医学の面からも運転の可否を判断する必要があります。

ただ運行管理者は医療の専門家ではないため、産業医であったり保健指導なども含めて外部の方による健康や病気との向き合い方を確立させていく事も重要です。

病気については個人のプライバシーであったり、本人の性格などにより職場へ打ち明けにくいこともあります。

日頃からコミュニケーションを取り、守秘義務を守ったうえで個人面談をするなども大切になります。

一般貨物自動車運送事業者の輸送の安全に関して、事業者は運転者の疾病などにより安全に運転が出来ない恐れがある場合の措置について解説します