運行管理者(貨物)の過去問
平成30年度 第2回
労働基準法関係 問30

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問題

平成30年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問30 (訂正依頼・報告はこちら)

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等についての次の文中、Bに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。

この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という。)第9条に規定する労働者であって、[ A ]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[ B ]を図ることを目的とする。

労働関係の当事者は、この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下させてはならないことはもとより、その[ C ]に努めなければならない。

使用者は、季節的繁忙期その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に[ D ]、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。
  • 労働契約の遵守
  • 労働条件の向上

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この過去問の解説 (3件)

01

②労働条件の向上 が解答となります。

この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という。)第9条に規定する労働者であって、四輪以上の自動車の運転者の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[労働条件の向上 ]を図ることを目的とする。

労働契約の厳守は当然のこととなるので、労働契約を守りながら労働条件の向上に努めていくことが必要となります。

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02

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等に関して問題を見ながら解説します

選択肢1. 労働契約の遵守

誤りです

自動車運転者の労働時間等の労働条件の向上を図ることを目的とする、が正解です

選択肢2. 労働条件の向上

正しいです

まとめ

「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等に関してよく復習しておきましょう

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03

正解は2.労働条件の向上です。

<解説>

この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という。)第9条に規定する労働者であって、[ A ]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[ B ]を図ることを目的とする。

→自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 第1条(目的等)(以下抜粋)

この基準は、自動車運転者(労働基準法〔昭和22年法律第49号。以下「法」という。〕第9条に規定する労働者(同居の親族のみを使用する事業又は事務所に使用される者及び家事使用人を除く。)であって、四輪以上の自動車の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の労働条件の向上を図ることを目的とする。」

上記のように定められているため、2 .労働条件の向上が正しいです。

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