運行管理者(貨物)の過去問
平成30年度 第2回
労働基準法関係 問32
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問題
平成30年度 第2回 運行管理者試験(貨物) 労働基準法関係 問32 (訂正依頼・報告はこちら)
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等についての次の文中、Dに入るべき字句としていずれか正しいものを1つ選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。
この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という。)第9条に規定する労働者であって、[ A ]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[ B ]を図ることを目的とする。
労働関係の当事者は、この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下させてはならないことはもとより、その[ C ]に努めなければならない。
使用者は、季節的繁忙期その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に[ D ]、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。
この基準は、自動車運転者(労働基準法(以下「法」という。)第9条に規定する労働者であって、[ A ]の運転の業務(厚生労働省労働基準局長が定めるものを除く。)に主として従事する者をいう。以下同じ。)の労働時間等の改善のための基準を定めることにより、自動車運転者の労働時間等の[ B ]を図ることを目的とする。
労働関係の当事者は、この基準を理由として自動車運転者の労働条件を低下させてはならないことはもとより、その[ C ]に努めなければならない。
使用者は、季節的繁忙期その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に[ D ]、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。
- 休息期間を短縮し
- 労働時間を延長し
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2 .労働時間を延長しです。
<解説>
使用者は、季節的繁忙期その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に[ D ]、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。
→自動車運転者の労働時間等の改善のための基準 第1条(目的等)(以下抜粋)
「3 使用者は、季節的繁忙その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に労働時間を延長し、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。」
上記の通り定められているため 2 .労働時間を延長しが正しいです。
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02
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等に関して問題を見ながら解説します
誤りです
法第36条第1項の規定に基づき臨時に労働時間を延長し又は休日に労働させる場合においても、が正解です
正しいです
「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に定める目的等に関してよく復習しておきましょう
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03
②が解答となります。
使用者は、季節的繁忙期その他の事情により、法第36条第1項の規定に基づき臨時に[ 労働時間を延長し ]、又は休日に労働させる場合においても、その時間数又は日数を少なくするように努めるものとする。
→労基法に定められる労働時間の原則としては
1日8時間(休憩時間を除く)・1週間に40時間を超えて労働をさせてはならない。とされています。
また休日についても
・1週間に1日の休日または4週間を通じて4日以上の休日を与えられなければいけないと定められています。
それを超えて労働する場合については労使協定を定めることで、時間外労働や休日労働をすることができるようになります。(=36協定)
ですが、労働時間には時間外労働・休日労働が含まれるため、使用者にはできるだけその時間・日数を減らしトラック運転者の労働時間等における改善基準告示で定める運転手の労務管理が求められます。
また休息期間については以下のようになっております。
休息期間=業務を離れて睡眠や個人の時間に充てる期間となり
原則として業務終了後継続8時間以上と定められています。
※この時間は拘束時間には含みません。
36協定に定められる文言・トラック運転者の労働時間等における改善基準告示により、問題には「労働基準を延長し」が適正な解答となります。
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