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運行管理者(貨物)の過去問 令和元年度 第1回 実務上の知識及び能力 問37

問題

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一般貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導・監督に関する次の記述のうち、適切なものをすべて選び、解答用紙の該当する欄にマークしなさい。なお、解答にあたっては、各選択肢に記載されている事項以外は考慮しないものとする。
   1 .
他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもって自車の速度と制動距離(ブレーキが効きはじめてから止まるまでに走った距離)に留意し、前車への追突の危険が発生した場合でも安全に停止できるよう、制動距離と同程度の車間距離を保って運転するよう指導している。
   2 .
運転者は貨物の積載を確実に行い、積載物の転落防止や、転落させたときに危険を防止するために必要な措置をとることが遵守事項として法令で定められている。出発前に、スペアタイヤや車両に備えられている工具箱等も含め、車両に積載されているものが転落のおそれがないことを確認しなければならないことを指導している。
   3 .
運転者の目は、車の速度が速いほど、周辺の景色が視界から消え、物の形を正確に捉えることができなくなるため、周辺の危険要因の発見が遅れ、事故につながるおそれが高まることを理解させるよう指導している。
   4 .
飲酒により体内に摂取されたアルコールを処理するために必要な時間の目安については、個人差はあるが、例えばビール500ミリリットル(アルコール5%)の場合、概ね4時間とされている。事業者は、これらを参考に、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から飲酒が運転に及ぼす影響等について指導を行っている。
( 令和元年度 第1回 運行管理者試験(貨物) 実務上の知識及び能力 問37 )
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この過去問の解説 (3件)

19

解説は以下のとおりです。

選択肢1. 他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもって自車の速度と制動距離(ブレーキが効きはじめてから止まるまでに走った距離)に留意し、前車への追突の危険が発生した場合でも安全に停止できるよう、制動距離と同程度の車間距離を保って運転するよう指導している。

→誤りです。

 自動車が停止するには制動距離(ブレーキが効き始めてから止まるまでに

 走った距離)と空走距離(危険を認識して、ブレーキを踏むまでの間に進む

 距離)があります。

 この2つを合わせて停止距離と言います。

 安全に停止するためには「秒」ではなく、停止距離を踏まえて安全に停止

 できる車間距離が必要となります。

選択肢2. 運転者は貨物の積載を確実に行い、積載物の転落防止や、転落させたときに危険を防止するために必要な措置をとることが遵守事項として法令で定められている。出発前に、スペアタイヤや車両に備えられている工具箱等も含め、車両に積載されているものが転落のおそれがないことを確認しなければならないことを指導している。

→正しいです。

 貨物の積載も基本ですが、スペアタイヤ・工具箱等の備品も途中で落下する

 ことがないように日々の確認が重要となります。

選択肢3. 運転者の目は、車の速度が速いほど、周辺の景色が視界から消え、物の形を正確に捉えることができなくなるため、周辺の危険要因の発見が遅れ、事故につながるおそれが高まることを理解させるよう指導している。

→正しいです。

 静止したものを見る力を「静止視力」

 動いているものを見る力を「動体視力」と言います。

 視野としては動体視力は静止視力に比べて低くなります。 

選択肢4. 飲酒により体内に摂取されたアルコールを処理するために必要な時間の目安については、個人差はあるが、例えばビール500ミリリットル(アルコール5%)の場合、概ね4時間とされている。事業者は、これらを参考に、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から飲酒が運転に及ぼす影響等について指導を行っている。

→正しいです。

 アルコールへの体制は人それぞれではありますが、翌日の勤務や体調に

 影響がない飲み方・付き合い方を理解してもらう必要があります。 

付箋メモを残すことが出来ます。
9

正解は以下のとおりです。

選択肢1. 他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもって自車の速度と制動距離(ブレーキが効きはじめてから止まるまでに走った距離)に留意し、前車への追突の危険が発生した場合でも安全に停止できるよう、制動距離と同程度の車間距離を保って運転するよう指導している。

誤り

他の自動車に追従して走行するときに、留意しなければならないのは、

「自車の速度」と「停止距離」です。

前車への追突の危険が発生した場合でも安全に停止できるように、

少なくとも、「安全に停止できるだけの車間距離」が必要になります。

「停止距離」とは、「危険を認知して、停止するまでにかかった距離

です。

選択肢2. 運転者は貨物の積載を確実に行い、積載物の転落防止や、転落させたときに危険を防止するために必要な措置をとることが遵守事項として法令で定められている。出発前に、スペアタイヤや車両に備えられている工具箱等も含め、車両に積載されているものが転落のおそれがないことを確認しなければならないことを指導している。

正しい

運転者の転落防止について適切な指導を行っています。

選択肢3. 運転者の目は、車の速度が速いほど、周辺の景色が視界から消え、物の形を正確に捉えることができなくなるため、周辺の危険要因の発見が遅れ、事故につながるおそれが高まることを理解させるよう指導している。

正しい

運転者の視野や視界について適切な指導を行っています。

選択肢4. 飲酒により体内に摂取されたアルコールを処理するために必要な時間の目安については、個人差はあるが、例えばビール500ミリリットル(アルコール5%)の場合、概ね4時間とされている。事業者は、これらを参考に、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から飲酒が運転に及ぼす影響等について指導を行っている。

正しい

運転者へ酒気帯び運転防止について適切な指導を行っています。

2

適切なものをすべて選ぶ問題です。

該当する選択肢の数がわからないという意味では難問と言えます。

選択肢1. 他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもって自車の速度と制動距離(ブレーキが効きはじめてから止まるまでに走った距離)に留意し、前車への追突の危険が発生した場合でも安全に停止できるよう、制動距離と同程度の車間距離を保って運転するよう指導している。

誤りです。

他の自動車に追従して走行するときは、常に「秒」の意識をもっての部分が誤りです。

追突の危険を回避するためには「距離」の意識を持つことが重要となります。

選択肢2. 運転者は貨物の積載を確実に行い、積載物の転落防止や、転落させたときに危険を防止するために必要な措置をとることが遵守事項として法令で定められている。出発前に、スペアタイヤや車両に備えられている工具箱等も含め、車両に積載されているものが転落のおそれがないことを確認しなければならないことを指導している。

正しい。

記述の通りとなります。

積載物の落下は運転者の責任となります。

重大事故防止のためにも出発前に積載物だけではなくスペアタイヤ、

工具箱等の確認をしなければなりません。

選択肢3. 運転者の目は、車の速度が速いほど、周辺の景色が視界から消え、物の形を正確に捉えることができなくなるため、周辺の危険要因の発見が遅れ、事故につながるおそれが高まることを理解させるよう指導している。

正しい。

記述の通りとなります。

選択肢4. 飲酒により体内に摂取されたアルコールを処理するために必要な時間の目安については、個人差はあるが、例えばビール500ミリリットル(アルコール5%)の場合、概ね4時間とされている。事業者は、これらを参考に、社内教育の中で酒気帯び運転防止の観点から飲酒が運転に及ぼす影響等について指導を行っている。

正しい。

記述の通りとなります。

体内で処理される時間はビール500ミリリットルで約4時間。

この数字は覚えておいて下さい。

まとめ

誤りとしてはビール500ミリリットルの処理時間は2時間として出題されます。

問題に解答すると、解説が表示されます。
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